『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

猫風邪

2023-10-05 00:45:44 | ピピ
日曜日、夕食後、家族3人でお茶を飲んでいる時、息子がピピの様子が普段と違うことに気が付きました。

呼吸がとても速くなっていて、だるそうにしています。

ペットショップに居た赤ちゃんの頃、猫風邪をもらってしまったそうで、このウィルスは消えることなく、免疫力が落ちると悪さをするそうなので、季節の変わり目には気を付けてやっているのですが、既に2回ひいていて、今回は3回目。

ここまで呼吸が速くなったのは初めてでした。

普段お世話になっている動物病院は日曜は休診でしたが、そのHPに提携している救急病院の案内があったので、そこに電話し、支度をして3人で車で向かいました。

少し離れている初めての場所でしたが、日曜夜で、道がすいていたこともあり30分で到着。

すぐに酸素室でピピを預かってくれて、40分後に診察となりました。
待っている間も、4名ほどの飼い主さんとペットたちがやってきます。

担当の獣医さんはとても親切に丁寧に説明してくださり、口呼吸にもなっていないし、チアノーゼもないので、大丈夫とは思いますが、異物混入などないか、原因究明のためと、呼吸系は急に変化することもあるから、レントゲンと血液検査をさせてくださいますか?とのことで、お願いしました。

レントゲンで、肺の毛細血管に影が出ていて、炎症を起こしていることが判明。
血液検査はみな数値内で、一安心。

炎症を抑え、気道を拡張し、呼吸を楽にするお薬を注射してもらって帰宅しました。

細かいデータは既に、かかりつけの獣医さんのところに送ったので、明日診察してもらってくださいとの指示を受け、レントゲン写真の画像データをいただき、それは手渡しで、とのこと。

便利な時代になったものです。

帰宅し、驚いたのは、ピピが私達3人みんなにスリスリを何度もしてくること。
御礼?とも思いましたが、多分、久々の長距離ドライブ、猫生初のレントゲンなどのストレスから、より甘えたくなったのかもしれません。

薬のせいか、夜は症状は治まっていたものの、翌朝はまた少し呼吸が速くなっていて心配に。でも病院で処置してもらい、2週間分の薬を頂き帰宅。

食欲はいつも程ではないものの、7割は食べてくれていたのですが、やはり本調子ではなく、あんなに遊びたがり屋のピピが眠ってばかり。

その上、普段よりも甘えん坊になっていて、毎日やたらとスリスリしてきます。
・・いつもは御飯とおやつの時だけなのに・・
心配な日が続きましたが、4日めの本日はかなり回復し、また遊ぼうよ!と催促するようになりました。スリスリの回数も減りました。

本日の昼頃は、雨で寒かったせいもありぐったりとした様子で寝てばかりいましたが、夜は随分と生き生きとした表情をみせてくれました。

油断せず、見守ってやりたいと思います。


本日お昼のピピ。





本日夜のピピ









(告知)





(曲目告知)公開レッスン『古武術に学ぶ楽器奏法』&コンサート 10月8日(日)

2023-10-04 14:31:37 | 音楽・フルート
急に涼しくなりました。

いよいよ8日(日)は稲毛音楽室での公開レッスンとコンサートです。

今年の4月9日(日)に開催されたイベントの第2弾。

・・そういえばチラシに曲目掲載がなかったので、こちらに・・


https://blog.goo.ne.jp/pipipipi/e/87d6dc5bc3297acb5d00c23d52e1d447

音楽家講座に参加されたピアニストで、稲毛音楽室主宰の吉岡由貴さんにお声がけいただき、その折には、楽しくもディープなひと時を過ごすことができました。今回もとても楽しみです。


秋のコンサート 『ドイツのスピリットと日本の抒情』

無伴奏フルートファンタジー第4番   G.Ph.テレマン      Fl. solo
無伴奏フルートパルティータ   J.S.バッハ             Fl. solo
ヴァイオリンソナタ ホ短調   W.A.モーツァルト
トルコ行進曲          W.A.モーツァルト  Pf.solo
歌の翼幻想曲          H.シュテックメスト(メンデルスゾーン)
赤とんぼ            林 光(山田耕筰) 
かり              川崎 優(わらべうた)
彼方の光            村松崇継
浮雲              白川真理
水月              白川真理          











(告知)


お別れ 弟・白川健一

2023-10-02 23:45:05 | 日常
6歳年の離れている弟・白川健一が9月26日11時22分、59歳で逝去しました。

2年前にSt.4の胃癌が発覚し、その後手術も成功し自宅療養していたのが、今年になり急激に悪化し転移が進んでしまいました。

9月に緩和病棟に移った時から覚悟はしておりましたが・・

葬儀は故人の意思で家族のみで9月30日に執り行いました。

夏までは毎月、ドライブがてら南足柄の弟夫妻と犬のジローを訪問するのが私達夫婦の楽しみでもありました。

9月になってからは毎週。

15日には「今日は調子が良いです。」と面白がって、教えてあげたスマホの録音アプリに話しかけていたのに、息子も伴い3人でお見舞いにいった24日には、既に薬による痛みの制御が追い付かないため、本人の希望でずっと薬で眠っていました。
弟の寝顔をじっくりと見たのは初めてでしたが、目元は母に、耳と口元は父に似ていることに気が付きました。

25日はジローとの面会が叶い、眠っている弟とジローのツーショット写真も。
ジローがちゃんと鼻先で挨拶しているのですが、心なしか弟の寝顔も微笑んでいるように和らいで見えました。

鶴巻温泉病院緩和病棟の皆様には大変お世話になりました。
とても良くしてくださり感謝しております。

そして26日11時に危篤の知らせを受け、その直後に、逝去したと義妹からの電話を受けました。

沢山の皆様に支えられて、子供の頃から大好きだった宇宙の仕事が出来た人生は幸せだったのではないか、と思います。ありがとうございました。

故人の意向で家族のみの葬儀とし、香典等のお気遣いは謝辞しております。
御知らせが遅くなりましたこと、御容赦ください。

ご縁のあった方は、ふと夜空など見上げた折に、思い出してやっていただけると嬉しいです。


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私は元気にやっておりますのでご安心ください。

レッスン、音楽家講座等、ご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。

今は、こうして生かされている事に改めて感謝し、より、その時々を大切にしていきたいと思っております。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします!


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義妹が選んだ花。
義妹はずっと、はやぶさプロジェクトの時の昼夜逆転で、日々時間がずれていく、というハードな日常を支え、その後、心身の疲労から早期リタイアした弟の日常を支え、癌との闘病を支えてくれました。本当に感謝しています。







初代『はやぶさ』の記念の額。
甥である息子に譲られました。




共感賛同していた池田清彦先生、西條剛央さん達の『構造構成主義』の本。
弟による「エンジニアによる構造構成主義の解説図」も掲載され喜んでいました。これは棺の中に。