近所の万木堰にいる愉快な連中の冬のヒトコマを捉えてみました。
<<カワウ>>
情熱的なシラガウが妙齢のお嬢さんに恋を囁いているようなので、しばらく見ていました。
#1
なんとなくいい雰囲気のようにも見えたのですが・・・
#2
でもよく見ていると、そうでもなさそうな感じもあったりして・・・
#3
どうやらシラガくんの一方通行のような、片思いの様相を呈してきたところに・・・
#4
「あっ!!!」
彼が私に気づいてしまいました。
#5
彼女はなびいてくれないし、変な奴は見ているし、ということで・・・
「もうこんなところはおさらばじゃ!」
#6
重たい体に鞭打って、エイヤとばかりに飛び出しました。
(ちなみにオスの体重は3kg近くあるそうです)
#7
翼を水面スレスレに羽ばたかせて足で豪快に水を蹴って、バシャバシャと飛び去って行ってしまいました。
#8
その後の彼女の仕草には笑ってしまいました。
「あー、せいせいしたわ! 私、翼が濡れて気持ち悪かったんで乾かしかったのに、もうアイツったらしつこいんだから!」
肉体的にも精神的にも羽を伸ばしたかった彼女でした(笑)。
#9
<<マガモ>>
万木堰には毎年必ずマガモたちがやってきます。地元の人たちはこのマガモのことをアオクビと呼びます。オスの方が
よく目立ちますのでそう呼ばれるんでしょうね。子育てをするメスは、目立たないようにあくまでも地味に徹しています。
以前にも書いた余談ですが、夏の札幌で北大や北海道道庁の池では、このマガモやオシドリが子育てする姿を見ることが
できます。
マガモはキチンとオスメス共同で子育てをしますが、オシドリのオスは、ヒナが孵った後は次のメスを求めてどこかへ姿を
消してしまいます。メスが一人で頑張ってたくさんの子供を育てる姿を、それはそれで微笑ましく見ることができます。
おしどり夫婦という言葉を聞くたびに、このオシドリ母さんのことを思い出してしまいます。
#10
そんな地味なマガモのメスですが、飛んでいる時には翼にオスと同じよく目立つ模様が現れます。この子たちは長距離を
渡る鳥ですから、仲間とはぐれないためにこんな共通の模様を纏っているんでしょうね。
#11
<<カシラダカ>>
スズメによく似た模様のカシラダカです。素早く飛び回っているので、割と見つけにくい冬鳥です。
#12
<<チバケンケイ>>
鉄の鳥、チバケンケイです。季節を問わず見ることができる留鳥です。パタパタパタとけっこう鳴き声はうるさいです。
まず絶対にどんな木にも止まりません。わりとゆっくり飛びますので、写真には撮りやすい被写体です。でも撮ったことに
対する感動は全くないヤツです。
#13
<<おまけ>>
梅一輪 一輪ほどの暖かさ 服部嵐雪
もうひと月ほど前に 二輪並んで咲いていました♪
まだまだ寒い季節でしたから嵐雪の句が沁みます。
#14
^ ^
○o。。。 ミ・。・ミ 。。。o○
黒くて大きな鳥ですが、おっしゃるように愛嬌のある顔をしていますよね。
なかなかの剽軽者でもあると思います。
2羽でなにやらやっていましたので、しばらく見入ってしまいました。
ご覧のように楽しいやりとりでした。
写真とコメントがよく合っていますね。
あ、こちらこそ今年もよろしくお願いいたします。
鳥にも立派に好き嫌いがあるんですね。考えてみれば当たり前ですが、たくさんの
生き物に多彩な感情があることを嬉しく思います。
ひめねずみさんは鵜飼の鵜を間近にご覧になってことがあるんでしたね。
そのウミウよりもカワウの方がもう少し大きいんですよ。なかなか迫力のある
鳥です。
やっぱりメインで子育てをするメスは目立たないようになっているんですね。
能ある鷹は爪を隠す、能ある真鴨は模様を隠す、面白いことだと思います。
小鳥は寒い時には丸くなって寒さを凌いでいますよね。
葉を落とした木にたくさんのスズメが止まっていると、まるでスズメの実が
なっているように見えます。これも冬の風物詩のひとつだと思っています。
チバケンケイ、喜んでいただけて嬉しく思います。キンケイという鳥が
いますから、意図せずうまいひっかけになったかもしれません。
嵐雪のこの句にはほんわりとした暖かみが感じられるので、毎年この季節には
引用したくなります。ウメの花には桜にはない静謐感があって好きです。
冬眠状態、それもまたよし、だと思います。体に気をつけてたっぷり冬眠を
楽しんでください。
前回のブログの時はまだお正月の気分も抜けない頃でしたのに
ご挨拶も致しませんで・・・
本年もよろしくお願いいたします
カワウのドラマチックなストーリー、とっても楽しませていただきました!
鳥の世界の恋もなかなか難しいものですね。
鵜飼のウ(ウミウですが)は近くで見ましたが、ずいぶん多きですものね。
飛び上がるのも大変そう。
マガモが飛んでいる時は本当に鮮やか模様が見えるんですね。
普段は上手く隠しているものですね!
カシラダカちゃん、まあるくなって可愛らしいです。
うちに来るスズメたちもみんなまあるくなっています。ベランダの
アケビの蔓の間に沢山止まっているスズメたちがサッシを開けると
一斉に飛び立ちます!
バタバタと鳴き声がうるさいチバケンケイ。ワッハッハッ、お見事!
チバケンケイという鳥が千葉に棲息しているのかと思ってしまいました。。。
「ケンケイ」って鳥っぽい響きですよね。
二輪並んだ梅の花、美しいですね~~~♪
今回も素敵な鳥さんたちのお写真をありがとうございました。
私はすっかり冬眠状態でございます。動きも鈍っております
再度のコメント、ありがとうございます。
カモ類のオスは夏の繁殖期になると色鮮やかな装いに変化しますが、繁殖期以外は
エクリプスといってメスのように目立たない色に戻ってしまい、オスメスの区別が
つきづらくなります。
子連れの親が同じような模様だったとすれば、それはご推察のようにカルガモ
だったのはないでしょうか?
アイガモはアヒルとマガモの交配種のことですが、アヒルはマガモを品種改良して
家畜化したものですから、言ってみればアイガモは学術的にはマガモということに
なるようです。
10年以上前にはうちの近所の田んぼでもアイガモ農法といって、田植えをした後の
田んぼにアイガモを何羽も放して、雑草を食べさせていたものでした。
今はもう、残念ながら見られなくなってしまいましたが。
はい、シマエナガ郵便のシールはちゃんと気が付いて素敵な音楽を聞かせていただきました。面白いものがるもんだと感心しました。
私が数年前まで住んでいた同じ札幌の北区の小さな川で毎年鴨の親子の姿が見れ、普通に「カルガモの親子だね〜」と皆で言っていたのですがこれは(これとは失礼な言い方ですが🥵)マガモだったかもしれないかも?(←この文章に意図はなし😅)
ただマガモの雄は夏になるとあのオブジェっぽい綺麗な柄になるようですが私が見ていたのは皆同じ色合いだったのでカルガモで良いのですよね?
鴨には三種類有るとの事でアイガモって?
オシドリは女性の敵ですね。
なんでオシドリ夫婦って微笑ましい時に使われるのでしょうね。奥様が可愛そうですよね😡
無知と無学の私なのでこの歳で色々疑問になりました! それともっと凄い無知と無学をお伝えすると、、、。(言いたくないけど😥)
置物で緑色の綺麗なカモ(マガモね)の置物がありますがあれは元々あの柄かと思っていたら途中で変化するとは今調べて初めて知りました😯
今回も色々レベルアップ出来ありがとうございました。
そうそう!シマエナガのハガキの切手でない方のシールの文字一寸見てくださいね✌
こちらではマガモやオシドリは冬鳥なので、子育てをしている姿は見ることが
できません。その点、札幌では
その様子を見ることができますし、北大の大野池や道庁の池では、毎年
必ず子供たちを引き連れた親の姿を見ることができますので、ぜひ
行ってみてください。
カワウのジュディ・オング! まさにそう見えますね(笑)。
チバケンケイも鉄の鳥ということで。
こちらこそ、可愛らしいシマエナガの寒中見舞いをありがとうございました。
はい、こちらこそ今年もどうぞよろしくお願いいたします。
すみません。騙すつもりはなかったのですが、いつも何かクスッと笑える
ブログを目指していますので、こんなことを考えてみました。
今年はのんびり一人か同世代の人とマガモやオシドリを観に北大に行ってみたくなりました。
カワウ?ジュディオングさんに見えました🤗
チバケンケイは千葉県警だったんですね😅
珍しく写真が間違っているかも?と思いきや!
俳句と写真とても良いですね✌
ご連絡ありがとうございました。🤗🛫📮
ブログのタイトルを読んで「チバケンケイって聞いたことがない。どんな鳥?」と思ってしまった私です。まんまとひっかかりました(笑)。