今回は万木堰に棲まいをなすカワウくんです。威風堂々と朽ち木の上で銅像のように”建って”いました。
#1
ちょっと回り込んで額縁風にもう1枚。本人もまんざらでもなさそうな顔つきに見えます。
#2
このカワウくん、いつもひとりぼっちのように見えます。時々仲間がいることもあるようですが、基本的には
いつもひとり、孤高のカワウくんです。
#3
以前にも何度か載せましたが、この子、冬になると断然かっこよくなります。そう、白髪鵜(シラガウ)に変身
するんです。この堰では冬だけに見られるダンディズムです。
#4
そんな孤高のカワウくんがある日、堰の枯れ枝に止まってさかんに呪文を唱えていました。
「アジャラカモクレン キューライス・・・」
#5
「テケレッツのパー!」
#6
「アジャラカモクレン アルジェリア・・・」
#7
「テケレッツのパー!」
#8
「見〜た〜な〜!」 のんびり写真を撮っていたら、怖い顔で睨まれちゃいました。
(ちなみに呪文の文句は、落語の「死神」に出てくる呪文を拝借させて頂きました)
#9
一方こちらはこの日巣立ったばかりのセグロセキレイのヒナです。幼さいっぱいの顔をしています。
#10
写真を撮るためにヒナに近づいてしまったので、親鳥が2羽で盛んに危険を知らせる鳴き方をしていました。
#11
ヒナも驚いて左右を見回しています。
#12
ちょっと写真を撮らせてもらっただけで驚かすつもりはなかったのですが、悪いことをしてしまいました。
#13
早々に退散致しました。
#14
^ ^
○o。。。 ミ・。・ミ 。。。o○
孤高の姿でこちらを見ている顔はまたいいですね。
ウは大きな鳥だけに迫力がありますよね。翼を乾かしている姿は
いつも微笑ましく見ていますが、濡れやすい身体は水に潜るために
必要不可欠な能力ですから仕方がないですね。
いつも思いますが、ウの正面顔はちょっと強面なんですよね。
睨まれるといつもドキッとしてしまいます。
この堰に何年か(何年も?)棲んでいるカワウくんなんですね。
シラガウになると随分と感じが変わって面白いです。
呪文と羽の動きがピッタリですねぇ~^m^ははは
セグロセキレイのヒナがとっても可愛いらしいです♡
両親がずっと見守っているんですね。
無事に独り立ちできるといいですね!!
素敵な場面を見せていただきました(*^^*)♪
秋に来た頃はみんな真っ黒な頭ですが、
2月の北帰行直前には、
頭が白く換羽するカワウが見られます。
お腹が白いカワウは若いのでしょうね。
白い頭のカワウが渡って行った後も、
しばらく残っています。
カワウはお笑い担当だと私は思っていますが、
しろねこ仙人さんは落語というちょっと笑いのあるものにたとえたんですね。
落語はシリアスな話から笑いのある話まで色々ありますが、
死神の演目とは、カワウの黒い姿から結びつけたのでしょうか・・・
でもカワウは呪文を唱える方だから、死神ではないほうですね・・・笑。
お祓いしてくれるのなら、私もお願いしたいところです。
セグロセキレイ、ヒナが育ったのですね。
新しい命の季節、うれしいですね。
ところでこちらの地方には、ハクセキレイやキセキレイは冬鳥として来ますが、
セグロセキレイには会ったことがありません。
図鑑にも迷鳥と書かれています。
本州を生活圏とした鳥で、渡らないのでしょうね。
なのでセグロセキレイのヒナを見られて良かったです。
幼い感じのくちばしが、なんとも可愛いです。
水辺に依存する鳥と書かれてありましたが、
やはり堰や川の近くなのでしょうね。
水が豊かな証拠ですね。
#12
ヒナの後ろに写る、紫色のナスの花に似た花は何でしょうね?
ヒナのかわいらしさに花を添えていますね。
#1#2ありがとうございます。すっくと立った姿はなかなか
かっこよかったです。
カワウもけっこう群れて生活する鳥だと思うのですが、この子は
ひとりで暮らす生活を選択したようです。
シラガウも被写体としておもしろいと思います。
翼を乾かす姿が何枚か撮れましたので、ちょっと遊んでみました。(*^o^*)
このセグロセキレイはもう何年もこのあたりに棲み着いて子育てを
しています。この日はたまたまヒナに出会うことができました。
散歩の途中で出会う自然が楽しいですね。
カワウが冬鳥というのがおもしろいですね。それにしてもカワウが
海を渡って北へと飛んで行くのが、なんか不思議な気がします。
そちらでも冬にはシラガウが見られるんですね♪
カワウがお笑い担当という表現、なんか分かるような気がします。
たしかにそんな感じがしますよね。
カワウが翼を乾かしている姿が呪文を唱えているように見えたので
死神の呪文と結びつけてしまいました。
でもカワウにはデスノートに出てくるリュークに通じるイメージが
ありますので、あながち遠い話ではないかも知れませんね。
死に神の噺をご存じと思われるおかパンさんも落語がお好きなのかな?
私は物心つく前からラジオで落語を聞いていたような気がします。
東京で仕事をしていたころはよく寄席にも通ったものでした。
人間国宝になった先代五代目の柳家小さんが大好きでした。
彼の噺を生で聞けたことを嬉しく思っています。
与論島ではセグロセキレイが見られないんですか? 日本中に
いる鳥かと思っていました。ハクセキレイやキセキレイが冬鳥と
いうのも、そうなんだという気がしてしまいました。
このセグロセキレイを撮った場所はカワウを撮った堰のすぐそばで
たしかに水辺に依存した生活をしていますね。一番水辺に依存して
いるのはキセキレイだとは思いますが・・・
アハハ、#12、なるほど、ナスの花にもよく似ていますね。
これはニワゼキショウという花です。こちらではどこにでも
咲いている普通の花なんですよ。
おっしゃるようにかわいらしい花だと思います。
カワウは本州では留鳥で、
本州北部では夏鳥、
南方では冬に渡って来る冬鳥ですね~。
秋にV字編隊を組んで飛んできますよ。
そして2月いっぱいで、北に帰って行きます。
さてさて、落語について話をしようかどうしようかと、
逡巡して遅くなったのですが・・・
子供の頃は面白いものは落語や寄席番組ぐらいしかなかったですよね。
落語の話を物語風に書いた本なども読んだりしてましたよ。
面白い話を聞くのが好きだという理由だけで、
高校時代に落研に入ってました。
でも落語研究とは表看板だけで、
もっぱらくだらない笑い話などをしたり、皿回しなどをして時間を過ごしてましたね~笑。
なので落語に関しては、聞きかじったくらいで、
あまり詳しくないのですよ~。
1つだけ、文化祭の時、5代目三遊亭圓楽師匠がいらしてお話をしてくださいました。
しろねこ仙人さんは柳家小さんがお好きなのですね。
その当時はテレビなどでも拝見できましたよね。
寄席で生で聞けたことは貴重なことですよ。いい時間を持てましたね。
さて、話を鳥の話に戻しましょうか。
こちらの南方では、本州とは季節が逆の鳥が来るので、
そちらでは夏鳥や留鳥が、
こちらでは冬鳥、旅鳥として見られるのです。
ハクセキレイも、3月に足環の標識を東京でつけられ放鳥されたものが、
次の年の冬にこの島に来て越冬していることが分かりました。
それも2年続けて同じハクセキレイが来てくれています。
日本は南北に長いからこそ、
季節による鳥の移動が確認できますよね。
鳥を観察することで、季節の動きを感じることができて、ワクワクしますね。
ヒナが誕生してそれを見ることができるのもその一つですね。
これからも、しろねこ仙人さん地方の鳥の様子をお知らせくださいね。
こちらとはまた全然違ったものもありますので。
野の花も教えてくださりありがとうございます。
ニワゼキショウ、ニワゼキショウ・・・
覚えました!
ではでは~。
カワウのV字飛行ですかー? 渡りをするということを考えれば
そういう飛び方もうなずけますね。なるほど。おもしろい話を
聞きました。
こちらには冬になるとシベリア方面からコハクチョウが渡って
きますので、白いV字編隊はよく見ますが、いつか黒いV字編隊も
見てみたいものです。
落語は幼いころにはラジオで聞いていました。東芝の前身のマツダと
いうメーカーの真空管ラジオでした。
その当時はまさかおとなになって本物の落語家の噺を聞けるとは
思ってもみませんでした。
五代目圓楽は上野の鈴本演芸場で何度か噺を聞いたものでした。
若いころの圓楽は古今亭志ん朝、立川談志とともに三羽がらすといわれて
いましたね。「死神」を得意とする噺家さんでした。
アハハ、皿回しですか? それは愉快ですね。私は高校生のころ
バスケットボール回しが得意でした、どうでもいい話ですが・・・
ハクセキレイが渡りをするというのも知らない話でしたから
非常に興味深いです。
渡りがあるからこそ、鳥を見て季節を感じる事ができるんですね。
日本ならではのステキな話ですね。
これからも自分の周りの野鳥を報告することで新しいことを
知っていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。
アハハハ、ニワゼキショウ、覚えて頂けましたか♪