毎年今ごろの季節になると大騒ぎを始める鳥がいます。しかも私の周りにいるのは通称3大大騒ぎといわれる鳥たちです。
その鳥とは、ホトトギス、ウグイス、そして今回取り上げるオオヨシキリです。みんな大きな声で鳴きながら強烈に
自分の縄張りをアピールしています。
オオヨシキリの場合は「ギョギョシ、ギョギョシ!」または「ケケチ、ケケチ!」と聞こえる鳴き方をします。
特にこの鳥は写真に撮りやすい場所に止まって鳴きますので、毎年必ず撮ってしまう鳥のひとつです。
今日も今日とて、さっそく鳴く準備。
「さて、こっちを向いて鳴こうかな?」
#1
「いや、やっぱりこっちに向かって鳴こう!」
赤い口を大きく開けて鳴き始めました。
#2
少しずつ左に向きを変えながら鳴き続けます。
#3
「ギョギョシ、ギョギョシ!」
#4
葦原に移っても
「カメラの準備はOK? 鳴くよ!」
#5
最初は小さく口を開けて・・・
#6
そして少しずつ口を大きく開けていきます。
#7
「こんなもんでどうじゃい!」
#8
「いやいや、もっと大きな声で鳴けるぞ!」
#9
もう絶好調とばかりに大声を上げて鳴き叫んでいました。
「ギョギョシ、ギョギョシ、ケケチ、ケケチ!」
#10
やがて鳴き疲れたのか、ちょっとひと休み。
「ふぅ〜」
#11
どことなく野武士の貫禄を感じさせる風貌のオオヨシキリくんでした。
#12
<<おまけ>>
今日のおまけはふたつ。
最初はテイカカズラの花に吸蜜に来たヒメキマダラセセリです。でもこのときはちょっとヘン!
花の周りでしきりにもがいていました。最初はクモの巣にでも引っ掛かったのかなと思ったのですが、どうも違うようです。
よく見ると、花の中に差し入れた口吻が抜けなくなってもがいているようでした。すぐに外して逃がしてやりましたが、
なんでそんなことになったんでしょう? テイカカズラは花の入り口が非常に狭くて蕊はみんな花の奥にありますので、
そんな特殊な花の蜜を吸おうとしたときに何かの拍子に口吻が中のどこかに引っ掛かってしまったのだろうと思います。
そんなこともあるんですね。蝶と蛾にしか受粉することができない花なのに、そんな難しい試練があるなんて・・・
でもその共生でお互いが生き残って来たんですから、もしかして極めて希な現象だったのかも? チョーナイスショット、
ですか? v(*^o^*)v
#13
もうひとつは羽化したばかりのイトトンボです。まだ一度も空を飛んだことがない個体です。植え付けられたばかりの
イネの茎に掴まって羽根が乾くのを待っていました。もうすぐ大空へ向かって羽ばたいていくことでしょう。
がんばれ、わこうど!
#14
^ ^
○o。。。 ミ・。・ミ 。。。o○
常連さんの方々のコメントの後にコメントしようかな…と思って待っていたけれど、
皆さんゆっくりなので、お先に失礼します。
オオヨシキリはこちらに生息していないので、声を聞いたことがありませんし、見たこともありません。
なのでネットで声を聞いてみましたよ。
なるほど~結構大声で、ちょっと機械の音のような感じもしますね。
聞きなしに「ケケチ・ケケチ」と書いておられましたが、
それを読んで「ケチって・・・・・ププッ」ッと笑ってしまったんです。
でも鳴き声を聞くと、確かにケケチと聞こえますね笑。
オオヨシキリは自身がケチだと言っているのか、
聞いている人間をケチだと言っているのか、果たして真相は?
前半のオオヨシキリの写真では、とまっている木はオニグルミですか?
少し後ろにクルミの実が見えます。
そういえば北海道でもオニグルミの木がたくさんありましたね。
北海道だけにあると思ったら、日本全国たくさんあるのですね。
さて、三大大騒ぎに戻りますが、
「三大大騒ぎ」という言葉が普通に常用されているのか気になって、
ちょっと調べてみましたが、
検索にヒットしたのはこのブログ・・・笑。
ということはしろねこ仙人さんの作った言葉ですね?面白いです。
ホトトギス、ウグイス、オオヨシキリ
がこの季節の騒がしい鳥なんですね~。
ホトトギスとウグイスは鳴き声の感じも似てますし、大声ですよね。
となるとこちらの島の夏の三大大騒ぎは何だろう・・・
夏鳥だけじゃ足りないので、留鳥も入れて、
アジサシ、ウグイス、キジですかね・・・・
アジサシは遠くに居るからいいんですけど、
遠くからでも酒を飲んだ若者達のように、
ギャイギャイ、ギーギーと大騒ぎです。
それに数が多いですからね。
ホトトギスは初夏に一瞬声を聞くのですが、
静かになってしまい、居ないのではないかと思うぐらいです。
たぶんとても少ないのだと思います。
ウグイスとキジは年中うるさいです。
特にキジのオスの鳴き声は、
「ケーンケーン」なんてものじゃありませんね。
首を絞められた断末魔のような「キェー・キェー・・・」という声。
そのあとのホロ打ちのバタバタいう音。
聞き苦しいものです。
もともと島には居なかった種ですから、居なくていいんですけどね。
さて、三大大騒ぎをネットで検索していたら、
「三大鳴鳥」なるものがヒットしました。
美しい鳴き声の鳥だそうで、
これがウグイス・オオルリ・コマドリだそうです。
ウグイスは三大大騒ぎにも三大鳴鳥にもランクインしているところが面白いです。
新たな発見です。
蝶やトンボの季節ですね。
優しいしろねこ仙人さんは、蝶のひっかかった口吻を助けてあげたのですね。
羽化したばかりのイトトンボのやわやわした雰囲気も伝わってきました。
そーっとそーっと見守る息遣いがわかるような瞬間でした。
ではでは~。
さっそくのコメントありがとうございます。コメントはいつでも
大歓迎でございます。
オオヨシキリは与論島にはいない鳥でしたか。やっぱり日本は
広いですね。
鳴き声がケチにも聞こえるというのが愉快です。ずっと前から
聞いていた声ですが、そんな風に思った事はありませんでした。
オオヨシキリ、じつはケチケチけちべえさんだったんですね。
はい、ご明察の通りこの木はオニグルミの木です。写真にも実が
生っているのが見えますが、ここにはこの実を食べにニホンリスが
やって来たりもするんですよ。楽しい場所です。
札幌の時計台が日本三大がっかりだという話がありますが、それに
引っ掛けて三大大騒ぎという言葉を作ってみました。検索までさせて
しまって申し訳ありませんでした。
アジサシが大騒ぎをするというのがおもしろいですね。そうなんですか?
ホトトギスはそちらでは渡りの途中で通過する程度なんですね。なるほど。
ホトトギスの仲間のカッコウの声は札幌ではよく聞いたのですが
外房では聞くことができません。それがちょっと残念です。
キジが「キェーキェー」と鳴くのもすごいですね。力が入りすぎる
のかな? 鳴いたあとのホロ打ちはちゃんとやるんですね。その点は
こちらと同じですね。
しっぽの長いヤマドリもキジの仲間ですが、ヤマドリは鳴かずにホロ打ち
だけをしますね。藪の中から突然ドドドというホロ打ちの音がすると
ビックリしてしまいます。
三大鳴鳥は有名ですね。コマドリの鳴き声はきれいだと思います。
本物の声は聞いたことがないのですが、私の持っている鳴き声図鑑で
聞くことができますので。
蝶々が花を吸蜜中に口吻が引っ掛かってしまうなんていうことが
実査にあるというのが驚きでした。おもしろいものを見てしまい
ました。
イトトンボにしてもセミにしても、羽化したばかりの生き物には
幻想的な美しさがありますよね。そんな一瞬に出会うのもうれしい
ことだと思います。
大吉季里君、可愛いですね~✌😅
(この字良いでしょ?🤗)
一生懸命鳴いていたら、こちら目線の写真!ドキッとしますが逃げないんですね。そんなところも可愛いですね。
ヒメキマダラセセリ?でしたか?長いお名前で😅
しろねこ仙人さん『人助け』いや!『ヒメキマダラセセリ?助け』凄いですね😲
普通の人なら気がつきませんよね!
ヒメキマダラセセリ?さんはとても運が良い人生!いや!蝶生?ですね。
でも本当に助かり良かったと思いました。
イトトンボの貴重な瞬間の写真ありがとうございました😲✌
撮れたかどうか?ですね。最近はシルエットばかりです。
トンボも見かけるようになりましたね。
季節は巡ってきますが暑さもめぐってきましたよ。
アハハハ、大吉季里ですか? なんか幸せそうな名前ですね。
おもしろい名前をつけてもらって、彼も喜んでいるかも知れませんね。
オオヨシキリは比較的人間を怖れない鳥ですから、あまり大げさに
逃げたりはしません。写真に撮りやすい鳥だと思います。
ヒメキマダラセセリの不幸な(?)おもしろい瞬間に出会うことが
できました。滅多にない瞬間だったと思います。
イトトンボも最後の人生が始まる瞬間でしたね。子孫を残すために
空に飛び立つんですね。
最近私は300mmの望遠一本で鳥も山野草も蝶や虫もキョンも、
みんな撮ってしまいます。お手軽で機動力がありますよ。
こうして田舎に住んでいると自然の変化から季節の動きを感じることが
できますね。幸せな生活だと思います。
聞いてみました。
鳥の鳴き声は難しいです。ビービービービー聞こえるばかりでしたが、
だんだんギョギョシとかケケチとかに聞こえてきました。
少しずつ口を大きく開けながら鳴いたりする様子や、一休みの
「ふぅ~」もまさにそんな感じで楽しかったです(^^♪
ヒメキマダラセセリはしろねこ仙人さんに見つけてもらえて、
助けてもらって良かったですね~!(^^)!
滅多に出会えない場面でしたね。すごい
素敵な漢字ももらえて良かったですね。
イトトンボもまだ色が薄くて柔らかそう。
先日、庭で羽化したばかりらしいモンシロチョウ?を見つけました。
ちっとも動かないので心配してしまいましたが、
午後には元気に飛び回っていました。
モモイロタンポポが綿毛になる頃に、雨続きで、まん丸い綿毛に
なれたのがあまりなかったです。
良さそうなのを少しですが、moonさんに送ろうと思います。
きっと、しろねこ仙人さんのモモイロタンポポの種が福江島で沢山芽を
出してくれますね(^^♪
鳥の鳴き声というのは、聞き慣れるまではなんて鳴いているのか
分からないものだと思います。かなり早くその鳴き声を聞き分け
られるようになったのはたいしたものだと思います。
むかしからオオヨシキリはその鳴き声から行々子という夏の季語
としても知られていた鳥でした。そういう意味でも有名な鳥といえる
かも知れません。
「ふう〜」というキャプションはちょっと開けたくちばしから連想して
そんな風に書いてみました。気付いて下さって嬉しいです。
ヒメキマダラセセリはおもしろい瞬間に出会えましたね。たまには
こういこともあるんですね。
トンボも蝶々もセミたちも、みんな体液を羽根の中に行き渡らせて
伸ばしていきますので、羽根が伸びきってきちんと乾くまでは
危険が迫ってもがんばってじっとしていますね。ひめねずみさんに
きちんと見守られて無事に飛び立てたのは幸せなことだったと思います。
モモイロタンポポは綿毛になるときに雨に打たれるとダメになって
しまいますね。難しいところだと思います。
私はタネを昨日お送りしました。ダブルでお送りして福江島に
モモイロタンポポを復活させることが出来るといいですね♪