グルメ報告・その343：マンダリン・オリエンタル東京のアフタヌーンティー

6ツ星ラグジュアリーホテル、マンダリン・オリエンタル東京のラウンジで
アフタヌーンティー＠3,800円をしてきました

年末に予約をしておいたので、窓側の席を確保
午後半休をとって12：30に行きました。

エレベーターで一気に38階まで上がり、左手奥に進むとラウンジがあります。

ラウンジ内の雰囲気はこんな感じ。
照明などどことなくアジアンテイストでとても素敵でした

そして通された窓側のお席がこちら。
窓側席だと2時間制で、通路側だと時間無制限というシステム。
でも15：30の時点で窓側に空席があったし、
帰れと促されたりしなかったので、空いていればいつまでもいられるのかも。

窓外の景色。（写りこみはご容赦ください）
すぐ目の前は東京駅周辺です。

奥に新宿が見えます。
でも、こちら側の景色は目立ったランドマークがないので少々物足りない感じ。

テーブルセット。レースのクロスが上品さを演出しています

ドリンクメニュー。
種類を変えて、何杯でも注文できます

カップ＆ソーサーもシンプルでいい感じ

1杯目は「今週のラウンジセレクションティー」にしてみました。
ローズ＆バニラのブレンドですが、
思ったよりもローズが強すぎず、ほんのり香る程度で
とてもすっきりして飲みやすかったです

さて、お待ちかねのお食事登場。
こちらはタワーではなく、プレートで出てきました。
1皿目は軽食。右から順に、
サーモンのオープンサンド、
プラムのペースト＋くるみ＋生ハムのオープンサンド、
卵のタルト、
ポートワインのジュレ＋ピーチ（だったかな？）のムース＋鶏レバー、です。

オープンサンドはどちらもパンがぱさぱさでかなりガッカリ
サーモンは、ディル風味のソースが載ってさわやかな味わい。
プラムペーストは甘酸っぱい味で、
生ハムの塩気とくるみの香ばしさとよく合っていました
レバーペーストはかなり濃厚でしたが、上のポートワインと
ムースによって臭みが消されていて割と食べやすかったです。
卵のタルトはとてもまろやかで、上に載ったセミドライトマトの酸味が
アクセントになって、タルト生地もサクサクで美味でした

お次に登場したのはスコーン。
プレーンとマンゴーの２種類です。

御供は左から順にシトラスジャム、クロテッドクリーム、苺とローズのジャム。

マンダリンのスコーンは、他のホテルと比べてかなり小ぶりサイズで、
いつもスコーンでおなかいっぱいになって残すことが多い身としては、
このくらいのサイズがちょうどよかったです
外側がカリカリサクサクで、中はしっとりふっくらと品質も上々
ジャムやクロテッドクリームも美味しくて、
スコーン部門では今までのホテルの中でNo. 1の満足度でした

お茶のお替りも忘れずに。
こちらはポットではなく一杯ずつサーブされるので、
その分色んな種類の飲み物を楽しむことができます
こちらはラベンダー。すっきりして美味なり

お口直しのアロエのムース。
大きなアロエがごろごろ入っていて、
上の滑らかな生クリームがちょっと甘さを引き立てて、
大人向けのすっきりした味わいの一口デザートでした

さぁ、次はいよいよ主役のスイーツの登場です
このスイーツプレート（？）がこちらのアフタヌーンティーの最大の特色。
オリエンタルな雰囲気満載です。
それでは一品ずつご紹介していきましょう。

ピーチのパート・ド・フリュイ。
本物の桃の果実の味がしました　桃好きも大満足のお味です
でも桃好きにとっては、周りのグラニュー糖がちょっと甘すぎて余計かな。。。
まあ元々こういうお菓子なのでそんな文句をつけても仕方ないですが

チーズケーキ。
実は私、チーズケーキは嫌いなんですが、
こちらは臭みがなく、すっきりさわやかでとても食べやすかったです
・・・でもやっぱりチーズケーキは苦手なので、このサイズが限界かな

リンゴのデニッシュ。
サクサクバリバリの香ばしいデニッシュの上に
ジューシーなリンゴのコンポートが載ったもの。
シンプルながらとても完成度が高く、今回一番美味しかった一品
特にこのデニッシュのサクサク感は、某パン屋（P●UL）よりも数倍上です

フランボワーズのマカロン。
これははっきりいってイマイチでした
マカロン生地ががっつりすぎで、かなり歯ごたえあります。
やっぱり触っただけでほろほろと崩れるような
繊細なマカロンが私は好きです。（たとえばこれ。）

モンブラン。
シュークリーム仕立てのモンブラン。お味は普通。

バニラビーンズたっぷりプリン。
ほろ苦いカラメルソースが香ばしくて美味でした

お茶は結局5杯も注文してしまいました。
（今週のラウンジセレクション、ラベンダー、アールグレイ、
マンダリンオリエンタルブレンド、カフェラッテ。）

どれも美味しくて、特にオリエンタルブレンド等、
烏龍茶をブレンドした、他では見られない珍しいお茶があって、
種類豊富でドリンク充実度も今まででNo. 1でした

ただ・・・

ちょっとサービスがイマイチだったかも。
特定のスタッフだけの問題かもしれませんが、
スコーンのジャムの種類についての説明が全くなく（最後に自分で聞いた）、
運んでくる途中で紅茶がカップからこぼれたらしく、
ソーサーからカップを持ち上げようとしたらくっついていて
ガチャンと大きな音を立ててテーブルに落下してしまったし
（普通一流のサービスを謳う店ならこぼれた時点で交換するかふき取るはず。）
最初はカップの中のお茶がなくなりかけた時点で
すかさずメニューを持ってきてすぐにお替りの注文を取ってくれたのに、
途中から全然寄りつかなくなって、呼ばなければ来なかったり。
別に店内が満席なわけでもないのに。

6ツ星ラグジュアリーという触れ込みと、
これまでに上質のサービスを何度も受けてきたことから、
正直言ってこの対応はちょっとガッカリでしたね。

最後のお会計はテーブルチェックでしたが、
別々に精算してくれて、領収書も各自にくれたのでその点は評価できました。
が、特にお茶がこぼれたままサーブされたのはかなり減点でした。
サービスチャージ10％も取ってるんだから（ということで合計金額は4,180円）、
そこらの喫茶店やレストランと同じサービスでは困ります

ということで、総合順位としては、私の中では
前回のシャングリ・ラが一位です
サービス内容はそれほど気にならない＆お茶の種類重視
という人ならマンダリンでも十分満足できると思います

オマケ。こちらは女性用お手洗いです。

最大の特徴はこの大きな窓でしょう。一面ガラス張りで解放感抜群

こんな風にみると、凱旋門から見下ろしたパリの街並みを思い出します。
ランドマークがなくても、こんな感じで低層ビルが並んでいた方が
景色としては楽しめると思います。
ラウンジもこっち側に作ればよかったのに。。。
まあ日当たりは悪くなっちゃいますけど。

お茶の種類の豊富さは文句なく今までで一番よかったので、
今後は6ツ星の名にふさわしいサービスを追求してくれることを願います

 

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マンダリン・オリエンタル東京
東京都中央区日本橋室町2-1-1
公式サイトhttp://www.mandarinoriental.co.jp/tokyo/dining/lounge/
地図：