Plaza de Montes~報告書~

愛犬そぼろ&おかかの成長日記と、お取り寄せ&テイクアウト中心のグルメレポートがメインのブログです。

ジャパン・オープン感想。

2012-10-10 08:42:40 | フィギュアスケート

メダル・ウィナーズ・オープン(MWO)の翌日に開催された、
本命イベントのジャパン・オープン。

テレビ放送を見たので感想を(いつもより)サクッと。

まずは男子。
MWOと同じく予定演技構成のネタ元はコチラ、リザルトはコチラコチラです。

1番滑走のバトル。MWOで波に乗ってこの日も絶好調
予定演技構成:3F-3T/3A/3Lz-2T/FSSp/FCCoSp/3Lz/3S/3Lo/StSq/3S-2T-2T/ChSq/2A/CCoSp
実際:3F-3T得点:72.66+88.20=160.86(3位)
今回出場全選手中唯一のノーミス演技(まあ冒頭コンビネーションのセカンドにケチがついたけど)
現役を引退しても、しっかり現役と同じ土俵に立って勝負できるとことはさすがです
4回転なくても6人中堂々の3位で立派

2番滑走のブレジナは、昨シーズン不本意な形で終わったので
今年ももう一回アンタッチャブルのようですね。
今回は予定演技も実際でも4Sしか跳ばなかったけど、
シーズン後半にはきっと4回転2種類入れてくるはず。
予定演技構成:4S/3F/3A/FSSp/StSq/3A-3T/3F-2T/3Lo/3Lz/3S-2T-2T/CCoSp/ChSq/CSSp
実際:4S/1F/3A/FSSp(4)/StSq(4)/3A-2T/3F-2T/2Lo/3Lz/3S-2T-1T/CCoSp(1)/ChSq/CSSp(3)
得点:71.45+80.08=151.53(5位)

3番滑走の小塚。わびさびで日本の美を追求するの大賛成です
高橋・羽生という表現力の申し子に真っ向勝負を挑むのは得策ではないし、
やっぱり彼は正統派クラシカルな演技でその魅力が光ると思うので、
是非この方向性で突き進んでほしいと思います。
因みにMWOを見て、小塚はクーリックに近いなと思いました。
地味だけど一つ一つの動作がとても美しく、まさに正統派王者の系統です
予定演技構成:4T/4T-2T/3A/CCoSp/StSq/3A-2T-2Lo/FSSp/3F/3Lo/ChSq/3Lz-3T/3S/FCCoSp
実際:4T/4T<+SEQ/3A/CCoSp(4)/StSq(4)/3A-2T-2Lo/FSSp(4)/3F/3Lo/ChSq/3Lz-3T/3S/FCCoSp(4)
得点:83.06+83.02-1.00=165.08(2位)
スピンとステップがオールレベル4なのはさすがですね
2つ目の4回転がコンビネーションにならなかったので、結局得点は2.76にしかなりませんでした。
こうなると4回転を2種類跳べる人が俄然有利になってきますが、
1種類しか跳べない間はコンビ付けられるようになんとか頑張らないと

4番滑走のPチャンは、予想外にボロボロ演技でビックリ。
でもシーズン本番はいやらしいくらい調子良くなるし、
あんなにコケまくってもPCSは全体で3番目だからいつも通りな感じ。
昨シーズンより、衣装は確実によくなってました(笑)
あと、途中で欽チャン走りが何度か出てきたのが楽しかったです
予定演技構成:4T-3T/4T/3Lz/StSq/CCSp/3A/3Lo/3Lz-2T/FSSp/3F-1Lo-3S/ChSq/2A/CCoSp
実際:4T/4T+SEQ/3Lz/StSq(4)/CCSp(3)/3A/3Lo/3Lz+SEQ/FSSp(4)/2F/ChSq/1A/CCoSp(3)
得点:57.00+84.42-4.00=137.42(6位)

5番滑走のプルシェンコ。髪型を変えてちょっと若返った印象?
テレビで紹介された曲名が小塚と同じ「ロンド・カプリチオーソ」で、
プル様とかぶっちゃったと思ったら、
プル様は同曲を含めたサン=サーンス・メドレーということで、
全く同じというわけではなくてちょっと安心しました。
予定演技構成:4T-3T/4T/3A/3Lo/3A-2T/3Lz/FSSp/CSSp/StSq/3S-2A-SEQ/2A/ChSq/CCoSp
実際:4T/4T-2T/3A/3Lo/1A/3Lz-2T-2Lo/FSSp(4)/CSSp(2)/StSq(4)/3S-2A-SEQ/2A/ChSq/CCoSp(3)
得点:71.63+85.58-1.00=156.21(4位)
もしかして、公式戦での転倒はソルトレイク以来
スタミナがまだ十分ではなさそうでしたが、
シーズン始まればきっちり合わせてくるだろうから問題ないでしょう。
唯一4回転のコンビネーションを成功させたし、
3Aのミスを取り返すのに2Tの後にさらに2Loを付けるところがさすが。
課題はやっぱりスピンとトランジションでしょうか。

最終滑走の本命高橋。大分体を絞って顔も引き締まっていい感じでした
予定演技構成:4T-3T/4T/3A/FCCoSp/StSq/LSp/3A-2T/3Lo/3S/3Lz-2T-2Lo/3F/ChSq/CCoSp
実際:4T/4T<<+SEQ/3A/FCCoSp(4)/StSq(4)/LSp(4)/3A-3T得点:81.00+91.06=172.06(1位
小塚と同じくスピンとステップがオールレベル4でした。
最初の4TはGOEもプラス評価の質の良いものでしたが、2回目は残念でした。
でもこの失敗を取り返すべく後半の3Aからのセカンドを3Tに上げて勝ちに行くところがさすがです

日本男子がワンツーフィニッシュを飾り、シーズン初戦としては素晴らしい仕上がりで大満足でした

続いて女子。こっちは日本女子以外はサクッと。

1番滑走はゲデバニシビリ。テーピングが痛々しかった
早く治りますように。。。

2番滑走は鈴木明子。衣装が素敵
予定演技構成:3Lz-2T-2Lo/2A-3T/3F/FCSp/StSq/CCoSp/3Lz/3Lo-2T/3S/3Lo/ChSq/FCCoSp
実際:3Lz-2T-2Lo/1A-3T/3F/FCSp(4)/StSq(4)/CCoSp(4)/3Lz/3Lo/3S/1Lo/ChSq/FCCoSp(1)
得点:50.29+61.78-2.00=110.07(3位)
かなり残念な内容になってしまいましたが、それでも3位だったからさすが。
(というか女子は全体的に悲惨すぎた・・・

3番滑走はアグネス・ザワツキー。
ラプソディー・イン・ブルーは昨シーズン(国別対抗戦で見た?)と同じでしょうか。

4番滑走はレオノワ。フラメンコっぽくない出だしでしたが。
予定演技構成:3T-3T/3Lo/3Lz/CCoSp/3F-2T/3S-2T-2T/StSq/ChSq/3F/2A/FCSp/LSp
実際:3T-3T/1Lo/3Lz/CCoSp(4)/3F/3S-2T/StSq(4)/ChSq/3F+2T/1A/FCSp(1)/LSp(2)
得点:47.84+60.10=107.94(4位)
演技後に心からの笑顔が見られるのはいつになるかな・・・?

5番滑走は本命の浅田真央
予定演技構成:3Lo/2A-3T/3F/3Lz/CCoSp/3S/3Lo-2Lo/LSp/3F-2Lo-2Lo/FCSp/StSq/ChSq
実際:3Lo/2A-2T/3F/3LzCCoSp(3)*/3F<-2Lo<-2Lo得点:53.97+68.07=122.04(2位)
レイバックを予定していたスピンがチェンジフットコンビネーションになって、それがノーカウントでした。
同じ種類のスピンを2回入れたから無効になったということでしょうか?
これが入っていればワグナーにも勝って1位になれたはずだったんですが。
キス&クライでも真央ちゃん本人が「あ、スピン」とちょっと驚いたというか
今更気付いた感じのリアクションをしてたので、そこに問題があった様子。
3Aはやっぱり抜いた構成にして来ましたが、それで十分でしょう。
シーズン後半の完成形ではおそらく冒頭に3Aで、
さらに続くコンビネーションでは3Loからの連続3回転(3Tか3Lo?)に
なってくれたらとてもうれしいです。
白鳥の湖の曲も衣装もピッタリだったし、今シーズンの行方が楽しみです

最終滑走はワグナー。昨シーズンのブラック・スワン旋風で、
今シーズンは男女ともに白鳥モチーフの楽曲が多そうです
(今大会でもプル様がサン=サーンスの白鳥、真央ちゃんと荒川静香が白鳥の湖)
予定演技構成:3F-2T-2Lo/2A-2T/3S/FCSp/LSp/3Lo/3Lz/3Lo-2A-SEQ/StSq/3F/ChSq
実際:3F-2T-2T/2A-2T/3S/FSSp(3)/LSp(3)/3Lo/3Lz/3Lo-2A-SEQ/StSq(3)/3F得点:57.64+65.93=123.57(1位
あの黄色の衣装を着こなせているのがすごいと思いました(笑)

今シーズンのフィギュアスケートも目が離せませんね
(ミキティは結局引退ですか・・・)



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