真の“ 新生 ”は 実相を観ずることによって得(う)
実相世界には 無限の善が満ちており、無限のアイディアが充満している
のであるから、毎朝 毎晩 怠らず 実相を観ずることにより、実相の完全さが
現実化するための通路 又は 連絡路が 心の世界に開かれることになるのである。
そして、その人の思い浮かぶことが、実相世界の完全さを現象化するために
必要なアイディアとなって来るのである。
そして実相は無限であるから、あなたが実相無限の世界に通路を開くとき、
その無限の中から 常に新しきものが あらわれて来(く)るのであるから、
その人の毎日々々が 「 新たに生れる 」 ことになるのである。
本当の新生は 実相を観ずることによって得られるのである。
神とつながる通路を開きなさい
人間は“ 神の子 ”であり、神の最高の自己実現であるから、吾々が迷いによって、
神の叡智との通路を閉鎖しない限りは、常に 神の智慧によって導かれ、
神の愛によって護られ 神の力によって支えられているのである。
あなたの事業は、神の無数の事業のうちの一つであり、神の叡智の通路を
遮断しない限りは、神からの導きにより 必ず繁栄するにきまっているのである。
あなたは 神の自己実現であるから、あなたが迷いによって神の生命の流れを
遮断しない限り、神そのままに完全であり、従って 無限の健康と 無限の生命力とをもって、
あなたが 神から与えられた使命を充分完全に 尽くすことができるのである。
“ 迷い ” を去るために 常に怠らず 神想観を実修して、
神の生命と智慧と愛との通路をひらくがよい。
聖典の読誦と神想観が運命を開く
神とつながる“心の通路”をひらくとき、あなたの人生を晦(くら)ましていた
“ 迷いの雲 ” は霽(は)れるのである。“ 迷いの雲 ”が霽(は)れるとき、
実相の光は愈々(いよいよ)皎々(こうこう)として照り渡(わた)り、
愈々益々(ますます)現象世界に実相の完全な風光があらわれて来(く)るのである。
雲が霽(は)れれば 光がさし、光が射せば 愈々雲が霽(は)れ、
循環的に連鎖反応が起(おこ)るのである。何よりも先ず 聖典を読み、
真理を知って迷いを祓(はら)い、その真理を全心身に浸透せしめるために
怠らず神想観を実修するがよいのである。
『 人生の秘訣365章 』( 51頁 ~ 52頁 ) 谷 口 雅 春 先 生
“ 春 ” 積極生活法 2 ・ 人生の価値とその実現
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