☆ 住 吉 大 神 浄 め 給 う ☆

天皇陛下、ありがとうございます。ご先祖の皆様、お父さん、お母さん、家族の皆様、ありがとうございます。

『 神の神義とその理解 住吉大神顕斎の意義 』  はしがき

2017-01-11 17:48:12 | 今日の光明法語

・・・・・それ故にわたしは、既に五十年間に亙(わた)って人間の生命の実相(ほんとのすがた)が、 “ 神 ” の生命であることを 『 生命の實相 』 に於いて説きつづけて来たのである。

かくて 私の著書 『 生命の實相 』 を読むことによって、自己が決して 「 罪の子 」 ではなく、 「 罪悪深重の凡夫 」 でもなく、神の生命こそ、自己に宿って、自己の生命となっており、自己というものが 個性的に顕現した普遍的存在である という神の真義を知り、自己の生命の尊厳と 本来の円満完全さとを自覚すると共に、

今まで、自己の罪悪意識に由(よ)るところの “ 自己処罰 ” による色々の病気や、不幸や、遭難や、貧乏を克服して、真の自由人となり、自己の生命を本当に尊重することによって 自己の人生を快適にして 裕(ゆた)かなる楽園たらしめ得ると同時に、

周囲の人々をも 救い得た幾多の人々の体験があらわれて来たのである。生長の家の信者という人たちは、そのような人達の集まりである。

しかし 神は自己に内在する 「 生命の実相 」 としての神だけではなく、色々の段階に於いて 神は無限の姿をあらわして い給うのである。・・・・・

・・・・・それ故に “ 一神即万神 ” として色々の使命をもつ神々を顕現し給う。
また “ 一仏一切仏 ” として無数の如来を顕現し給い、その使命又は役割も、個性をもって各々異り給うのである。

住吉大神の如く 宇宙天地の万物万生を浄め給うて、地上に天国を建立(こんりゅう)する使命をもち給う神もあるのである。

最近 私は、日本の国情が混乱汚濁(おじょく)して、日本国 本来の美しき荘厳なる秩序がなくなりつつあることを憂え、住吉大神を 鎮護国家、龍宮無限の宝蔵を 開顕したまう “ 場 ” であることを希(こいねが)いて、龍宮住吉本宮を、九州長崎県西彼杵郡西彼町(せいひちょう)の “ 大神平 (おおかみだいら) ” と称せられた土地を卜(ぼく)して、建立したのである。この地を 彼杵郡(そのぎぐん)と称したのは、嘗(かつ)て天から神の祝福の黄金の杵(きね)が降って来たという故事にもとづくと謂(い)うことである。

吾々人間の礼拝の “ 場 ” が出来ることは、神がそこから祝福の霊波を放送し給う “ 放送局 ” が 一局 増加したようなものである。詳しいことは 本文を読んで頂いて、神人の関係を尚(なお)一層よく認識して、諸賢が、龍宮無量の寿福を享受(きょうじゅ)し給わんことを庶幾(しょき)して、この前文を擱筆(かくひつ)する。

昭和五十四年一月十六日

著者しるす


( 立教五十年 記念出版 )
『 類纂 神の神義とその理解 住吉大神顕斎の意義 』  谷 口 雅 春 先 生

<目次>
第一篇 神の本当の意義                
   第一章 本源の神              ・・・・・・  11
   第二章 智慧・愛・法則としての神      ・・・・・・  37
   第三章 神は何処にあるか          ・・・・・・  54
   第四章 神を実現する方法          ・・・・・・  65
   第五章 生長の家の神とは          ・・・・・・  86
第二篇 生長の家本尊の意義
   第一章 生長の家の本尊           ・・・・・・  93
   第二章 生長の家の本尊とその出現の使命   ・・・・・・ 134
   第三章 生長の家の本尊と特得の教義     ・・・・・・ 151
   第四章 生長の家の本尊とその分身      ・・・・・・ 163
第三篇 龍宮住吉本宮建立の意義
   第一章 何故住吉大神の顕斎が必要か     ・・・・・・ 173
   第二章 龍宮住吉本宮建立に到る神々の系譜  ・・・・・・ 179
   第三章 住吉大神出現の由来因縁       ・・・・・・ 208
資料編
    〇 伊勢神宮ついて               ・・・・・・ 233
    〇 地上人類の人生観より唯物論を  
           消除せんが為の祈り        ・・・・・・ 246
    〇 八紘一宇人類一家族成就の祈り        ・・・・・・ 248