☆ 住 吉 大 神 浄 め 給 う ☆

天皇陛下、ありがとうございます。ご先祖の皆様、お父さん、お母さん、家族の皆様、ありがとうございます。

わが国の国柄

2017-11-11 18:08:10 | 天皇・国家

権力は常に移り変わってゆく。そうした中で、変わらざる権威としての安定軸が
あることは重要だ。 「 権威と権力とは 分けておいた方が、国の安定は保たれる。 」

「 権威と権力との分離は、奈良朝以前からすでに はじまっていた。
その権力の部分に後世 藤原氏が坐り、次には平家や鎌倉幕府が坐る。

祭祀王の伝統を保つ工夫が古い時代に準備され、外国に軍事力によって
支配されたことが ― マッカーサーの七年間以外には ― なかったという
幸せも手伝って、皇統は今日にいたったといえそうに思う。

権力が皇室から離れても、政治的大混乱期に際会すると、
人々はこの古い権威を背景に国内の統一を回復しようとした。

豊臣秀吉の場合が、そうだった。明治維新のときには秀吉の仕事とは
比較にならないほどの大改革を必要としたので、権威を前面に押立ねば
ならなかったのである。 」

『 日本人と天皇 』 ( 66~67頁 村松剛 著 PHP研究所 )

「 先の大戦終了時にも内閣は収拾がつかなくなり、昭和天皇の御判断を仰いだし、
戦後復興で国民がやる気を出したのも天皇陛下の全国御巡幸が一つの大きな契機になった。」

( 『 国民の憲法 』産経新聞社 )

わが国の国柄を連綿と流れている精神は、天皇陛下の祭祀と無私の祈りにあるのではないか。