前掲の書の中で、著者は 次のように述べている。
「 諸国の犯罪件数のトップは どこでも窃盗なのだが、韓国だけはトップは詐欺という世界でも
珍しい国なのである。また韓国は横領と贈収賄の発生率でも、世界のトップクラスにある。
それに対して日本の発生率は、どれもきわめて低いレベルにある。・・・・・
これ ( 犯罪 ) が 善悪の倫理やモラルよりも 内面の心の動きを大切にする 日本では少なく、
その逆に善悪の倫理やモラルを第一に重んじる韓国に圧倒的に多いのである。
韓国の新聞が、自国の犯罪事情を報道するときに しばしば自嘲ぎみに掲げる見出しのように、
韓国は まさしく「 嘘つき( 偽善 )大国 」 の名に ふさわしいというしかないのが実情である。
これはいったい、どう考えたらよいのだろうか。 」
そして、著者は、日本人の行動を律しているのは、美意識である という。
< ある人の生き方に触れたときに、心の内に 「 ああ、美しいな 」 という感動が
自然に湧き起こってくるときがある。人間どうしの信頼関係は、道徳や規則を介してではなく、
この内なる美的な感動体験の共有を通して生まれていくもの ではないのか。 >
< 日本人の犯罪に対する最大の弱点は、人に騙されやすいということである。
私にいわせれば、日本人ほど善人でお人好しの国民はいない。相手を疑うことをよしとせず、
しきりに いい人だと見ようとする。これも美意識からきている >
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