著者は、呉善花(お そんふぁ)さんである。
先日も、福井県の寒波の影響による豪雪の中、餃子やパンの食糧が無償で配られていました。
パンを運送されていた運転手さんは、お店にお届けすることが、このままでは出来ないので、
好きなだけ食べて下さいと言って、吹雪の中を配って歩いたという。
< 困っているときはお互いさま > という気持ちは、吾々日本人としては当たり前なのですが、
世界中から賞賛の声が届けられているという。
今、飢餓で苦しんでいる人々は、世界で8億人もいると言われている。食糧が足りないのではない。
これまで、穀物の生産量は、人口に比例して増えており、みんなが食べられる量はあるのである。
国連からの食糧が、飢餓に苦しんでいる人々には届かないのである。
一方で、生産された穀物は、家畜用の餌や燃料の原料になっているのだ。
日本の心が、世界の常識になった時に、飢餓で苦しむ人々がなくなる のではないかと思う。
この本は、『 理想世界 』 誌に連載されたものですが、本来ならば、日本教文社から
出版されてもおかしくはないのですが、PHP文庫として出版されている。
本当に“もったいない”と思います。
「 天国に最も近い国は 日本だ! 」( 本のカバーのそで )
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます