感性

LAのスタジオは日本人が多い。

フリ覚えも早いし、音にもきっちり合わせてくるし、たしかにレベルは高いと思う。

でも、100点満点でいうと、100点を超える人はいないように思えた。


一方、向こうの人、とくに黒人なんかは、少数ではあるが150点や200点を超えてくるずば抜けた資質を持った人がいる。

イントラはもちろん、受けてる人の中にもどう逆立ちしてもかなわないって思わせる人がいる。


この違いは何だろう？？？

たしかに体力的な差はあるのかもしれないけど、それだけではないような気がする。

音を心と体で感じて自分なりに表現する、その能力に差があるのかなぁって。

たしかに日本人はイントラの真似をすることにかけては、ピカイチかもしれないけど、そこから先、自分を表現するってことが苦手なのかもしれない。

言い換えると「心で踊る」ってこと。

でもこれってよく考えるとダンスの原点だなぁって。

ここに差ができるのは、持って生まれた「血」、それと生まれ育った環境が大きく影響していると思う。

テクニック云々ではなく、「感性」を磨くことの重要性を痛感したカツなのでした。