しこたまらいふ

大谷翔平と大滝詠一の生まれた岩手県奥州市で、スローライフを実践中♪ 田舎暮しや食べ物の話題。

なぜ年寄りが尊敬されなくなったのか

2006-08-21 | 日常
私が小さい頃・・・むか~し、むかしのことぢゃったぁ。(常田富士男風)
じいさん、ばーさんってけっこう尊敬されてたんだよね。

な~んでか?(堺すすむ風)

まぁ、「年寄りは敬うもの」って、儒教的な教えも相当残ってただろうし、戦前・戦後の苦しいときを生き抜いてきたってことも尊敬される一つの要因だったと・・・何気に考えてましたが、

実は、、、生活に関する大事な情報をたくさん持っている、、、ってこともあったように思います。

農家では、作物の特徴や土質、天候、農機具の手入れ、家畜の状態その他諸々。お店では、顧客の名前や趣味、嗜好、商品の仕入れ先。工場では、職人としての技術等等、それこそ年寄りに聞かないと分からないことが山のようにあったんだよね。

ところがぁ~
時は流れて、いまやデジタルの時代。いろいろな職人芸も定型化されてマシンにポンと組み込み。農業も機械化が進んで、いまや農事組合法人や企業が農業をやる時代。工場も倒産したり海外移転。顧客はパソコン管理
年寄りの知恵が生きる時代ではないんだよね

それに、核家族になってからしばらくたつもんだから、孫から見るとじーさん、ばーさんって、盆暮れ正月にちょっと会って小遣いもらう存在になってます。これじゃぁ、生活の知恵でまだまだ有用なものもうまく伝わらないよね。

そうなると、年寄りは暇なもんだから、パチンコやゲートボールに明け暮れたり、デイサービス等の生きがい対策。なにせパソコンも出来ないし、携帯は持ってない。ゲームなんて触ったこともない。時代からは完全に置き去りにされています。これじゃぁ、小金は持ってるけど、若い衆には尊敬はされんはなぁ。

とはいえ、そんな年寄りにも、ちかごろ福音が。
それはなんとブログなんですね。パソコン教室に行って、キーボードをいじれるようになると、「ちょいとブログでも」となる年寄りが増えてるんですね。そうなると昔の知恵がブログ上に現れるようになって、若者も目からナマコ・・・ん?ウロコ状態

コッ、コホン(^^; 

まぁ、そんなわけで、これからはネットも簡単接続・簡単入力なんてのがさらに充実するでしょうから、お年寄りの知恵もネット上に現れやすくなるかと。
じーさん・ばーさんもがんばってほしいぞ 
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球児の健康を考えろ!

2006-08-21 | 日常
今日は高校野球の決勝。。。昨日も決勝。な~んでだ???

って、クイズになりそうな感じですが、、、昨日の延長15回は凄かったですね。はるぅ~か昔の三沢高校の太田幸司投手と松山商業井上投手の投げ合いを思い出しました。

とはいえ、苫小牧の田中君、早実の斉藤君、そんなに投げて大丈夫なのか???
特に斉藤君は、なんかずーーーーーっと投げてるようなぁ。選抜でも投げまくりだったよね。

プロ野球だと先発は5回まで投げて後は中継ぎなんて感じなんですが、それでも長い期間には肘や肩を壊します。基本的にスポーツってのは、体の一部を酷使するので、テニスやサッカーなんかでも膝や腰をやるんだよね。

今回のケースは、もうどうにも止まらない って感じ。ここでやめたら男がすたるとばかりに投げまくるんでしょうが、どんなもんでしょうねぇ。

騒げば銭になるマスコミは、球児の健康は一切無視で煽るばかりだし、高野連とかも表向きは健康がどうのこうのいうけど、営業上やめられないんでしょうなぁ。監督も選手が大事とはいうものの、本音は自分の名誉とかお金が大事ってことでしょう。

球児の健康が大事なら、そんなに投げさせませんもんね

高校生とはいうもののまだまだ子供。子供の健康を守るのは親の努め。自分たちの楽しみや私利私欲のために子供の健康を犠牲にするのではなく、ここは一つ大人が明日のある子供のためにルールを定めるべきでしょう。

たとえば、「5回以上投げたら翌日は投げられない」とか「完投した後は、なか3日あける」とかするべきです。

今日の試合。両エースに投げさせてはいけません。
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