「なにかに」は、「何も彼にも」の省略された形で、(いろんなこと)(なんでもかんでも)的な言い回しです。方言としては、あまり認識せずに使っています。当然若い人は知りません。大谷選手もたぶん使いません⁉️
「なんたらげねがったなー、なにかにあっからねー」
(なんということでしょう。いろいろあるからね。)
強めの意味に使うときは「なにもかにも」を使います。原意とはちょっと内容が異なっています。
「こねだの前沢牛、なにもかにもうめがったー」
(この前の前沢牛は、すごくおいしかったよ)

蟹がおいしい時にも構文的に使えないことはないのですが、
「こねだの蟹、なにもかにもうめがったー」とするとやはり紛らわしいので、「こねだの蟹、なんのうめがったー」とか「しこたまうんめ蟹だった」を使います(^_^;)
こねぇだのぉ、ありゃよかったでぇ。
先日の物は、とても美味しかった。
地方での言い回し、ニュアンスの様々に、つい聞きほれます。
同じ表現でも意味が若干異なったりするものもあって、興味深いですね。