スッキリ切れる。酸は立たず、ガスはない。軽い渋味。旨み十分の軽いメロン系。適度のふくらみがあって厚みも十分。これうまい😋
朝ドラのエールで好印象だった二階堂ふみと先年急逝した大杉漣が主演なので、よくわからずクリック(^^;
それに室生犀星が原作って、なして今頃犀星なんだべ?と思ったこともあります。
あらすじとか
詩や俳句、随筆などさまざまなジャンルの作品を残した作家・室生犀星が、晩年の1959年に発表した会話のみで構成されたシュルレアリスム小説の古典を、「生きてるものはいないのか」「シャニダールの花」の石井岳龍監督のメガホンにより映画化。
自分のことを「あたい」と呼ぶ愛くるしい赤子と、赤子から「おじさま」と呼ばれる老作家。親子以上に年の離れた二人だが、とめどない会話を交わし、夜になると体を寄せ合って寝るなど、仲睦まじく暮らしていた。赤子はある時は女(ひと)、ある時は真っ赤な金魚と姿を変えるが、普通の人間には彼女の正体はまったくわからない。そんな中、老作家の過去の女が幽霊となって現れた。赤子役を二階堂ふみ、老作家役に大杉漣。幽霊として登場する過去の女役を真木よう子が演じる。
2016年製作/105分/G/日本
配給:ファントム・フィルム
配給:ファントム・フィルム
んー、何というか不思議な映画。どっちかいうと小さい劇場とかで舞台でやりそうな内容。二階堂ふみの高速セリフとか感情をぶつけるような演技が見もの。まあ、左脳で無く右脳で見る映画かも。それにしても彼女って意外と肌の露出シーンが多くて、エールで彼女を知った人にはちとビックリ。
全体の印象としては、金魚や幽霊を含むあらゆる事象が映画や小説の中では作家の生み出した空想なのかもしれません。夢と空想と現実の境目が曖昧になってくるような。この映画の二年後に漣さん死んじゃったんだなー。あらためて人間いつどうなるかわからんもんだなー。
この映画料理に例えるなら、微妙な味の水ようかんかな(^^;