私が小学高学年の頃の話。
友達の家で将棋の本を発見した。
友達のお父さんの本だった。
たしか定跡の本だったと思う。
当時、私は将棋は駒の動かし方くらいしか知らなかった
へーそんな本もあるんだと思ってパラパラとめくった。
なにやら相当に難解なことが書かれていた。
定跡や戦法とかの言葉に翻弄されて、
将棋の世界がとてつもなく深遠な世界に思えた。
これを読んでる友達のお父さんまで偉大な人に思えてきた。
本の著者は桐山清澄六段さんだった。
それから40年近くが経過したことになる。
なんとはなしに現在の桐山さんを調べてみた。
桐山清澄九段は現在64歳になられていた。
なんとその年齢にして順位戦B級2組を維持されていた。
還暦過ぎでB級以上の棋士は桐山九段一人だという。
なんとも驚異的な頑張りである。
フルに頭脳を駆使する競技で、40年以上に渡って第一線を
維持することは名人位を獲得することより至難なことだと思う。
それにしても桐山清澄九段ほど地味で目立たない超人は珍しい。
友達の家で将棋の本を発見した。
友達のお父さんの本だった。
たしか定跡の本だったと思う。
当時、私は将棋は駒の動かし方くらいしか知らなかった
へーそんな本もあるんだと思ってパラパラとめくった。
なにやら相当に難解なことが書かれていた。
定跡や戦法とかの言葉に翻弄されて、
将棋の世界がとてつもなく深遠な世界に思えた。
これを読んでる友達のお父さんまで偉大な人に思えてきた。
本の著者は桐山清澄六段さんだった。
それから40年近くが経過したことになる。
なんとはなしに現在の桐山さんを調べてみた。
桐山清澄九段は現在64歳になられていた。
なんとその年齢にして順位戦B級2組を維持されていた。
還暦過ぎでB級以上の棋士は桐山九段一人だという。
なんとも驚異的な頑張りである。
フルに頭脳を駆使する競技で、40年以上に渡って第一線を
維持することは名人位を獲得することより至難なことだと思う。
それにしても桐山清澄九段ほど地味で目立たない超人は珍しい。