昨夜、風呂入る前にテレビを付けた。
チャンネルを替えていたらNHKの番組が目に留まる。
くたびれたおっさん三人が主人公のドキュメンタリー。
タイトルは『それでもボクらは小舟をさがす』 。
主人公三人の今の境遇に、彼らが企画する演奏会のメイン曲『広い河の岸辺』の
詩が見事にリンクしていた。
『広い河の岸辺』の元歌は古くからあるスコットランド民謡。
その曲に、三人のうちのひとり、ケーナ奏者のやぎりんさんが詞訳をしている。
古風ながらも、おばちゃんたちの琴線に触れるような感動的な詩になっている。
ドキュメンタリー自体もよくできていた。
あざとさがなく、質素な脚色で登場人物の自然な人間味を醸し出していた。
さて、この『広い河の岸辺』。
有名なスコットランド民謡とはいえ、ごくごく身近で聴いた記憶がある。
メジャーなシンガーのだれかがカバーしていたのだろうか。
それも私がよく聴くシンガーの誰かが・・・
しかし、思い出せん。
そのあと、風呂入って、ベットの上で横になって本を読んでいる時に思い出した。
『ささやく夜』だ。
私のごひいきのカーラ・ボノフ様の『ささやく夜』だ。
へー詩ひとつでこんなにも印象が違ってくるとは。
クミコ『広い河の岸辺』
https://www.youtube.com/watch?v=np66TKqIYmA
カーラ・ボノフ『ささやく夜』(正確には『ささやく夜』のなかの『悲しみの水辺』)
https://www.youtube.com/watch?v=7EfHZtCKJGY
ついでにライブも~
https://www.youtube.com/watch?v=t7GxE3H7xQ4
やっぱ、『ささやく夜』だな。
カーラ・ボノフは最高です。