アルミホイールを付ける

昨年、マイカーのアルミキャップをアルミホイールに替えた。

プリウスが見違えるようにカッコよくなった。

アルミホイールだけでこうも変わるとは。

例えていえば、庭木のない家に、造園を施すようなものである。

庭園があることで家が見違えるように引き立ってくる。

そのことを年末の飲み会で仲間の設計士に話した。

私　「アルミホイールに替えたら車が引き立ちますね」

Ｍ氏　「付けるか付んかでぜんぜん違うやろ」

私　「ぜんぜん違う」

横で聞いていたＴ氏が興味ありげに話に加わってくる。

Ｔ氏はやや高齢の方である。

車にはウトイようだが稼ぎはよい。

構造を専門にされている高額所得者である。

Ｔ氏　「アルミホイールですか。そんなによかとですね」

純粋に関心されている様子。

私　「Ｔ氏さんの車は最初からアルミホイールですよ」

Ｔ氏　「あら、そうですか」

Ｍ氏　「ハハハッ」

私　「ハハハッ」

後日、Ｔ氏の車を見た。

バリバリのレクサスだった。

この車にアルミキャプはあり得ない。