少々過剰に期待していた。
にもかかわらずほぼ期待通りだった。
端役のぬるい演技を除いて、ほぼいうことなし。
核をなす俳優は三人。
山田君には及第点をあげよう。
ピエール瀧には驚いた。
既成の役者にはないリアリティがあった。
パターン化されていない演技とでもいおうか。
新鮮味さが際立っていた。
そして、更にその上をいくのがリリー・フランキーの鬼畜の演技。
この人の目には本気で悪魔が宿っている。
こういう真に迫った演技を見せられるとたけしの『アウトレイジ』はパロディでしかない。
★★★☆
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます