今年に入ってようやくオデオ病を脱した感がある。
購買欲が沸かないのがなによりの証拠である。
欲しいものがない。
まあ、まったくないわけではないが、駆り立てるものがない。
情熱が薄れて、ようやく常識的な判断ができるようになった。
だが、洗脳は完全に解けたわけではない。
たとえばの話である。
上記を見て、途方もなく高次元の物に感じてしまう。
この33万円は高いハードルである。
もし買うことになったら、ひとかたならぬ決断と勇気を要するだろう。
なのに、下記の同じ価格帯のD/Aコンバーターを見てもぜんぜん高いと思わない。
オーディオの一部分に過ぎないD/Aコンバーターなのだが、たったの33万円で
いいのだろうかと思ってしまう。
この程度でハイエンドな音が手に入れば万々歳である。
お得もお得、安すぎて逆に不安になってくる。
同じ価格なのに、この金銭感覚の差はなんなんだろう。
実用的なのはカメラの方なのに、まったく実用性のない方に傾くのは・・・
先祖の土地のことでお隣さんからあらぬことを訴えられ、裁判になりました。
そのとき、弁護士に払った最終の費用が60万円でした。
形の上では「和解成立」でしたが、半分以上こちらの土地をとられた結果でした。
その弁護士は土地訴訟に関してはほとんど経験なしの人でしたから報酬金60万円
は捨てたようなものでした。
土地に関しては、ある部分、私の方が詳しいくらいでしたから~
オーディオはですね、最初の取っ掛かりはヤマダ電機に応援に来ていた松下電工
の社員のひとことでした。
「サラウンド用のアンプを買うなら6万円以上のものでないとダメですよ」
そのときの6万円のハードルの高かったこと。
とてもじゃないが、アンプごときに6万も払えるわけがない、と思いました。
それからですよ、泥沼の始まりは~(笑)
そういえぱ、弁護士と委任契約を交わすときの値段が
33万円だったのですが、仕事は丁寧でした。
(報酬金はは事件解決後の別途払います)
最初の事件でお世話になっていた弁護士さんは20万円代だったけれど、仕事は…それなりでした。
今は知識があるから、その事件は裁判所に教えてもらいながら自分で手続きできる程度のものだとわかりますけど(笑)
33万円大きいですよね。
クレソンさんは、耳が肥えていらっしゃるから、価格設定の高いオーディオの33万円は安いと感じるかもしれませんが、
カーステレオで十分だと思っている私には高いです。
また、カメラの33万円も高いです(笑)
高い安いは、
人によっても、また、その製品の分野ごとで違いますもんね。