自分を甘やかすことに決めた今日、以前から目をつけていたMarylebone high streetへ出かけた。
購入したものは、Le Pain QuotidienにてPain de campagne。あまりライ麦の比率は高くない。かなりソフトで、イギリス人向きかも。今度はライ麦の比率がもう少し高いものを買ってみよう。チーズはLa Fromagerie(Moxon street。素晴らしいwebsiteがあるのでご一覧くださいhttp://www.lafromagerie.co.uk/home/)にて。一つ(左下)はおなじみBrie de Meaux。もう一つは似ているけれどもう少し塩分もうまみ成分もきついBrie de Mellun(右上:少し色も黄色が強い)。ここでもお兄さんの英語が思いっきりフランス語訛りだったので、フランス語で会話。Londonで美味しい食べ物にありつきたかったら、やっぱり外国由来なのかしらん?
タルトタタンもLe Pain Quotidienのもの。リンゴの部分がとても、とても美味しい。甘いものが苦手な人には甘すぎるし、タルト台も少しもっちりしすぎていてタルトというのとは違う気がするけれど、とにかくリンゴが美味しい。Tea Palaceで購入したFirst flush 2007 Organic Monteviotの少し苦味のあるすっきりしたお茶と相性はぴったり(このお茶を差し上げた方、是非感想をお聞かせください。私はこのお茶はとても煎茶に通じる性質を持っていると思うのですが?)。
はっきり言おう。イギリスは美味しい。でもその美味しさの多くは、友人宅に招かれて「美味しいですね」と25%くらいお世辞を足して言う美味しさなのである。あの、銀座L’Oで感じるような、神様に感謝したくなるような美味しさとは違うのだ。でも、諦めるのはまだ早いに違いない。世界の富が集結するLondon、必ず神様に感謝したくなるような美味しさにも出会えることだろう。