Que ma vie est belle!

私とは、美しいもの、美味しいもの、楽しいものの集合体。

東京24区

2008-02-03 17:25:40 | パリ

今回のParis旅行、航空料金の安い時期だからなのか分からないけれど、とにかく日本人を沢山見かけた。

まずは到着したParis Gare du Nordにて。同じくLondonから観光に来たらしい日本人に声を掛けられる。

Patrick Rogerで買い物をしていたら、後から入ってきた人達も日本人だった。

Hのお店ではいつも、日本語で商談をする声が聞こえる(多分LVでも。どちらにも日本人の店員さんが複数いる)。

Ritzランチでも。領収書のようなものを沢山持ち込み、ただ破いて出て行ったのも日本人だったと思う。

Opera Bastilleでは、指揮者が日本人だからなのか、日本人と思しき人々をかなり見かけた。また、フランス語、英語に次いで「携帯電話の電源をお切りいただきますよう~」というアナウンスが日本語で入り、隣のフランス人が「これは何語なのか」と訝っていた。ちなみに逆隣の女性は日本人だったと思う。

Operaからの帰りの地下鉄、夜10時を過ぎて私の乗った車両には10人程度の乗客しかいなかったが、そのうち私を含め4人は日本人だった。マダム2人組み、フランス人の写真家あるいは写真展のディレクターらしき女性と一緒にいた日本人、そして私。

日本は本当に景気が悪いのか?日本経済の先行きは本当に暗いのか?日本は多くのラグジュアリーブランドにとって特別な市場であり、またParisはまるで東京24区のようである。


Cardillac@Paris Bastille

2008-02-03 17:11:13 | オペラ

今日のmain eventはParis Bastilleでのオペラ鑑賞。ヒンデミットのCardillac。指揮は日本人の大野和士。

初めてのヒンデミットということで、DVDを購入して予習をした。このDVDはParis BastilleでのKent Nagano指揮によるもの(2005年10月)なのだが、舞台演出が同じ(Andre Engel)で、とても不思議な感じがした。音楽は誰かが楽譜に書いたものをいろいろな人の演奏で聴くことが当たり前だと思っているけれど、演出まで含めて同じで、それを違う指揮者で聴くのは初めてだった(歌手主要7名のうち5名は同じ)。

Cardillacの娘(Die Tochter)役のAngela Denokeが素晴らしかった。少しこもったような-あるいは丸いといったら良いのか-質の声なのだけれど、矛盾するように聞こえるかもしれないが、伸びも声量もあって会場全体に響いていた。こういう歌唱法があるのかしら?昔良く聴いていた誰かの歌を思い出しそうなのだけれど。。。(ネットで調べたら、彼女はなかなか有名なソプラノさんなのですね)

大野の指揮はとても分かりやすく思われた。最近活躍されていると聞く。カリスマ性のようなものが出てくれたら一段とよいのではないかしら。9月からは国立Lyon歌劇場の首席指揮者に就任されるとか。がんばってください!

楽器で気になったのは、まずはPiano(Steinwayのフルコンよりは少し小さいタイプ)。Bastille自体そんなに古くはないので、年代物とは思えないけれど、相当消耗が激しいように思われた。フルコンではないので、大事にされていないのか知らん?演奏も一生懸命聞き分けようとしたのだけれど聞き取れなかった。そして、サキソフォン。オペラにサックス?と最初に音を聴いた時はちょっとびっくりしたけれど、1900年代初頭のアールヌーボー的な舞台場面とアルトサックスは良く似合う。ヴァイオリンソロはちょっと指が流れたように思われたフレーズもあったけれど、やっぱりプロは上手い。音が綺麗。私もそのくらい弾けるようになりたい(絶対無理)。

オペラは危険だ。一度見始めると、これまた「止められない止まらない」。折角ヨーロッパにいるのなら、出来るだけ沢山見たい、なんて思い始めてしまっている。


Lunch@Ritz

2008-02-03 16:13:32 | カフェ

今日もランチはRitzにて。一度伺うと席が一杯、とのことで14時に予約を入れる。

Dsc00461 時間が空いてしまったので、ブーツ探しの旅に。欲しかったブーツがGrorges VのHに。最初はサイズがない、と言われたのだけれど、他のデザインを試したり、いろいろ文句をつけているうちに、なぜか「ない」と言われたもともと欲しかったデザインの欲しかったサイズが出てきた。こんなことをしているうちに14時を回ってしまう。流石H、Ritzの電話番号を調べて、電話を掛けてくれた。

という訳で無事15時から少し遅めのランチ。今日は20時からオペラなので丁度良い。メニューは何時もどおり。鶏胸肉の燻製サラダ&ミルフィユ。1万円のしかもサラダとミルフィユだけのランチって何?と思うけれど、止められない。隣の席の親子連れ、子供(4歳くらい?)には、色鉛筆もついた塗り絵セットが出された。あ、それ私も欲しい。。。


Patrick Roger@Paris

2008-02-03 15:57:59 | パティスリー

フランス人の同僚に教えてもらったParisにあるChocolatier、Patrick Roger(http://www.patrickroger.com/site/en/index.htm)へ。店に近づくと、Show windowに人が群がっている。フランスでは買う気のない人はお店の中に入ることをしないようだ。

Dsc00454

初めてなので、とりあえずチョコレートのアソートを購入。Londonに帰り、この撮影を済ませた後、我慢できず、すぐにいくつか頂いてみた。フルーツのフレッシュな味が口のなか一杯に広がる。素晴らしい。

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先週もPaul A. Youngのチョコレートを山と購入したばかりなので、少し趣向を変えて(?)マロングラッセも購入。とても柔らかく美味。包み紙からシナモンのような香りがしたのは気のせい?

ちなみに、Patrick RogerさんはMOF(Meilleur Ouvrier de France Chocolatier)のお一人ですが、vatは5.5%でした。流石フランス、こんなに贅沢なチョコレートでも「生活必需品」なのですね。


エスプリ?@Gare du Nord

2008-02-03 15:24:46 | パリ

週末、再びParisへ。いつものようにEurostarに乗って、Bonjour, Paris!

と、駅に降り立って最初に目に入った広告に思わず笑ってしまった。

「Oubliez Waterloo」。ワーテルローを忘れろ!ちなみにバックはナポレオンのワーテルローの戦いの場面と思しき絵画(惜しい事に、カメラを忘れて撮影できず)。

ご存知と思うが、またこのブログでも紹介したが、昨年の11月14日、LondonのEurostar駅がWaterloo(英語読みではウォータールー、フランス語読みではワーテルロー)からSt. Pancrasに移った。そのコピーは、英語では、Goodby, Waterloo. なのだが、フランス語はどうやらOubliez Waterlooらしい。フランスらしいなんともエスプリあるコピーではないかと関心してしまうのは私だけだろうか。