クラウス・マケラのベルリンフィルデビュー。
ショスタコーヴィチ 交響曲第6番 ロ短調
チャイコフスキー 交響曲第6番 ロ短調
バーンスタインがこの2曲については語っているvideoがYouTubeにある。
https://www.youtube.com/watch?v=9QZ6zGXir3g&ab_channel=incontrariomotu
ゆったりとした第一楽章のショスタコーヴィチと、消え入るように終わるチャイコフスキーの第四楽章。
マケラはいつもよりも丁寧に振っている感じのあるショスタコーヴィチの第一楽章。第二、第三楽章は、もっと丁々発止、運動神経の良さ、というのか、反射神経の良さ、というのか。オーケストラ全体が蠢く感じは、これは映像でも伝わるのだろうか、あるいはやはり生でみる醍醐味だろうか。
ベルリンフィルは、管楽器がとても上手いと思う。今日は、クラリネットが素晴らしかった。ググってみると、首席奏者のフックスさんらしい。こんなにも差が出るものなのだと、改めて感心する。シンバルも毎回同じように叩くわけではないのだと知って、今まで何となく聞いていたのだな、と思う。
3日間、演奏がどんなふうに変わってゆくのか、楽しみである。