今回、帰国便が朝1:30発のため、時間を潰そうとDevid Geffen Hallに寄ってNY Philの演奏を聴いた。
Michael Tilson Thomasの指揮、Emanuel Axのピアノで、モーツァルトのピアノ協奏曲第14番とマーラーの5番。Axのピアノでモーツァルトマーラー5番という組み合わせは、Gustavoと初めて会った日と同じ組み合わせ。
しかし、みんな歳をとった。AxもTilson Thomasも... モーツァルトは優しい感じで、特に第2楽章は悪くなかった。
NY Philは、このところBPOかVPOしか聴いていなかった耳には少し物足りない。マーラーはなんというのだろうか、あっさりした感じで、全体的にあの超絶なBPOとは違った。もちろんホールの響きのせいもあるかもしれない。綺麗なホールではあったけれど音響的には音が広がってしまって物足りない。ただ、シャンデリアの動きはオシャレで、演奏開始前に天井に収まる様は、宇宙的だった。
これからGustavoがこのNew York Philの音楽監督になったら少しは変わるのだろうか?Gustavo、頑張ってね!
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