RitzがRitzたる所以を幾つか。
朝食は、コンチネンタル、アメリカンいずれもビュッフェではなく、運んできてくれる。素敵だったのはこれ、ヨーグルト。銀の器の中に、砕いた氷とヨーグルト。これならば室温に暫く置いても大丈夫。お願いして持ってきてもらった蜂蜜。「蜂蜜が欲しい」というと一日目はアカシア、二日目はオレンジの花の蜂蜜が出てきた。アカシアの方が好みだったので、二日目は追加注文。ロワールはToursで取れたものといっていた。
食事の最後に、Chocolat Chaudをのんびり頂いていたら、ソーサーの下に更にお皿、ナイフとフォークまで新たにつけてくれた。ん?フランス人はChocolat Chaudを飲むのにナイフとフォークが要るのか?もしやフランス風「帰れ」のサインだったのか?
そして、部屋で驚いたのは、外気温が分かるように2重窓の外には温度計が。ま、車の方が近代的で賢い気もしないではないが。