土曜日の約束がキャンセルになったので、Paris行きを決める。突然のことでオペラのチケットもネットでは完売になっていた。ダメもと、でParis到着後すぐにオペラガルニエのチケットセンターへ。「Sans visibilite」だよ、見えないんだよ、とフランス人特有の皮肉な笑いを受けながら、「経験まで」とチケットを購入。写真左下のSans visibiliteの文字がご覧になれますか。
しかし、ラッキーだったのだろう。オーケストラピットの真横にもかかわらず、9割以上見えていた。それに、普通の座席では見えないだろう歌手の表情が手に取るように見ることができた。
ストラビンスキーのオペラだったが、言語は英語。主役はイギリス人で問題なかったが、準主役にフランス人がいて、彼の英語はオペラでも明らかに訛っていた。イタリア語やドイツ語のオペラは自分が話せない言語だから訛りが分からないだけなのか、急に気になってきた。
オペラガルニエの内装はご存知の通り素晴らしく、コストパフォーマンスの良い経験であった。