モルモンの泉

個人的に信じていること、感じていることを書いてみました。
気楽に目を通していただけるなら幸いです。

宣教師との出会い 続き

2021-02-18 05:58:15 | 経験
昨日の続きです。

宣教師は「ボランティアで2年間働いています」と自己紹介しました。
その言葉はわたしの心に引っかかりました。

「生活はどうしているんですか?」
「宣教師になる前にアルバイトでためたお金で生活しています」
「2年経った後はどうするんですか?」
「大学に戻って勉強します」

わたしの頭の中が悩み始めました。
それまで「宗教は金儲けだ」と決めつけていたからです。

「どうしてそんなことをしているんですか?」
「神様の福音を伝えたいからです」
「???」

「そんなに価値のあることなんだろうか?」という思いが湧いてきました。
同時に彼らの嬉しそうな顔を見て、「自分のなすべきことを見つけた」と感じました。

その頃のわたしは「自分の本当にしたいことは何だろう」と真剣に考えていたからです。

その時にはまだ、福音のことも、教会のことも、何も聞いていませんでしたが、
不思議なことに「これが自分のなすべきことだ」と確信していました。

後で聞いた話ですが、彼らが窓ガラスをノックしたのは、
玄関をノックしても誰も出てこなかったので諦めて帰ろうとしたのですが、
テレビを見ているわたしの背中が見えたのでいたずら心で窓をノックしたのだそうです。

「あの時はとても寒かったので、暖かい部屋に入れてとてもうれしかった」とも言いました。

そんなことが、わたしの祝福になりました。

みなさんの宣教師との出会いはどのようなものでしたか?
思い起こしていただけるなら嬉しいです。
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宣教師との出会い

2021-02-17 06:44:37 | 経験
最近、家族歴史について、これまでの自分の経験について、考える機会がありました。
そこで、わたしの個人的な経験について、書いてみたいと思います。

宣教師と初めて出会ったのは、1985年1月25日(金)の夜の9:00過ぎでした。
忘れられない経験です。
小雪の降る寒い夜でした。

1階のリビングで窓に背を向け、テレビ(金曜ロードショー)を見ていたときに、
背後の窓を誰かがノックしました。
振り返ると、そこには一人の外国人が立っていました。

「こんな時間に…」と思いながら玄関に出てみると、
背の高い外国人と普通サイズ(?)の見た目は日本人(ハワイから来た日系人)でした。

彼らは「キリスト教会の宣教師です」と言いました。
「こんな時間に何しているんですか?」
「キリストの福音をみなさんにお伝えしています」
「寒いので、とにかく上がってください」

それが、この福音との出会いです。
とても不思議なのですが、その時のことを今でもビデオでも見ているかのように、
はっきりと思い起こすことができます。

追伸
窓から見たときに「一人の外国人」と思ったのは、
もう一人は背が低かったので、見えなかったのです  w
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