昔話にお付き合いくださり、ありがとうございました。
今のわたしにとっては価値のある特別な経験です。
‟今の…”というのは、当時はそれほどの価値を感じていませんでした。
不思議には思いましたが、その程度です。
信仰の道は決して平たんではなく、楽なものでもありません。
疑い、信仰を捨てようとしたことは両手の指でも足りないほどです。
その度にこの経験が心をよぎりました。
「あれはいったい何だったんだろう」
心に問いかけずにはいられませんでした。
結果的に信仰を捨てることはできませんでした。
そんなことを何度となく繰り返す毎に、その価値は増し加えられました。
信仰の試しは証の価値が増し加えられるために与えられるようです。