モルモンの泉

個人的に信じていること、感じていることを書いてみました。
気楽に目を通していただけるなら幸いです。

誓い

2020-03-31 06:12:25 | 新約聖書
「いっさい誓ってはならない」マタイ5:34

当時のイスラエルの人々にとって「誓い」は非常に力のあるものであったようです。
エサウがヤコブに長子の特権を譲ったときの話は軽い会話に見えますが、
それでもその効力は絶対のものでした。

口約束を軽視する風潮にある現代のわたしたちにとって、
聖書にある「誓い」の重みを理解することは難しいかも知れません。

神に対する誓いを「絶対のもの」としなければ、
この教えを理解することは難しいようです。

バプテスマ、聖餐、神殿で交わす聖約を守らないなら、それは誓いを破ることです。
それであれば「誓わない方がよかった」となる可能性さえありはしないでしょうか。

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益となるもの

2020-03-30 06:07:51 | 新約聖書
「五体の一部を失っても全身が地獄に落ち込まない方が…益である」マタイ5:30

新型コロナウィルスの問題で世界各国は経済を犠牲にしても命の尊さを重んじています。
この問題を放置すれば、多くの人の命を危険に晒すだけでなく、
その結果として経済のみならず、人間社会を危険に晒すことになると判断したのです。

癌によって体の一部を切除する手術が行われることがあります。
身体の一部が失われることが大きな痛手であることは明白です。
しかし「一部を犠牲にすることで全身が救われるのであれば」という選択です。

このような問題が起きずに済むならそれに越したことはありません。
しかし、人生には選択を迫られるときがあります。

罪から離れようとするときに、それまでの生活習慣の一部、
喜び楽しんでいたことを捨てる必要があるかも知れません。

「自分にとって何が益となるのか」
それを考えることが求められています。
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心の思い

2020-03-29 21:52:56 | 新約聖書
「情欲を抱いて女を見る者は、心の中ですでに姦淫を犯したのである」マタイ5:28

一般的には「行動が伴わず、心で考える範囲であれば許される」と考えられています。
しかし、心に思いがあれば「許される範囲で行動しようとする」ところに問題が生じます。

ポルノグラフィー、アルコールや薬物などの中毒、その他の依存症なども、
心の思いが行動として表れた結果かもしれません。

それらの依存症が自分だけの問題にとどまらず、
現代社会に様々な問題を引き起こしていることは周知の事実です。

行動は一時的にはコントロールできるかも知れませんが、
心のコントロールができなければ、いずれ元に戻ってしまいます。

神の裁きは「行いに対するもの」でしょうか、それとも「心の思いに対するもの」でしょうか。
人の本質が霊であることを認めるなら答えは明らかです。
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怒り

2020-03-29 11:24:19 | 新約聖書
「兄弟に対して怒る者は、誰でも裁判を受けねばならない」マタイ5:22

人はなぜ怒るのでしょうか。
その怒りがなぜ、どうして、どこから湧き起こるものなのか、知ることも大切です。

家族であったり、身近な人であるほど怒りは生じやすいようです。
人間関係は信頼によって築かれており、
信頼を裏切られたと感じるとき、悲しみと共に怒りが生まれるからです。

怒りは敵意、争い、分裂、妬み、憎しみなどを引き起こし、
愛、喜び、平和、善意、忠実さ、自制を心から失わせます。

怒りが心を主から引き離すことは容易に感じることができると思います。
そのことによって裁きを招く前に、自らの怒りを自らで判断することができます。
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共生

2020-03-29 10:04:38 | 今日の一言
強制は自由を奪う
共生は自由を生かす



コロナウィルスの対策を見ていて
「共生の国日本」を感じているのは
わたしだけでしょうか。
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