東京で静かに過ごせる場所がどこにあるのだろう?と考えたとき、
無理だ・・・・・という結論に達したのは、もうずいぶんと前のことになる。
できる限り(ほとんどは財布との相談事)東京を離れ、
移動のし易い場所にて療養を行ってきた過去がある。
先日、久しぶりに東京に来た友人は「これじゃ、杖を飛ばされたりするのも当然だ」と言った。
だから私は怖くてしょうがなくなり、引きこもりになるのも無理はない、と付け加えた。
初日だからだろうが、落ち着かない。
すんごい熱い風呂に入った。
髪を洗った。
体も隅々まで、いざ、エステへ行くとしよう。
なんだろう、この医療格差の社会とは。
ふとこみ上げる疑問に、私はまだ答えを見出すことができずに困惑する。