金総書記後継は正雲氏、国家運営は義弟…米政府高官が見方(読売新聞) - goo ニュース
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長距離ミサイル発射、核実験、立て続けのミサイル発射と殆ど暴発としか思えない北朝鮮の動きですが、ここに来て将軍様の後継者が決まったという説が出てきて、一連の動きは国際的に核保有国としての地位を固めることが目的ではないかと推測されるようになりました。まあ単なる暴発でなく目的を持った行動であると考えると一応筋が通ります。
では新しい指導者に変わるとして、国家が核保有国であるとどのようなメリットがあるのでしょう。
前にも述べたように、最も下策であり大抵負の遺産が残るのですが、国際紛争を解決する最後の手段は戦争です。そして戦争の最終的な雌雄を決するのは核兵器です。但し相手も核を持っていればこちらが核を持っていても勝つことはできません。また核を持っていない相手に核を使用して勝ったのは米国だけであり、相手がお人よしな日本であったから戦後60年以上経っても報復されずに済み、しかもホロコーストを行った贖罪さえ問われずに済んでいますがこれは特別な事例と言うべきでしょう。米国は報復を恐れるあまり軍事的には日本を必要以上に保護し無力化した上、しかも倫理的には日本を悪者にしつづける努力を続けるはめになりました。
大した資源もなく、国民生活は貧しく、しかも未曾有の飢饉に見舞われ、経済も疲弊して無に近い状態の国家にとって核兵器を持つメリットは何でしょう。核を持っても豊作にはならないし、周りの国が食料をくれることもないし、経済が盛んになることもありません。メリットはその国を他国が軍隊で責めることはない、ということと他国と戦争をした時の最終手段があるという2点でしょう。
はっきり言って北朝鮮という国土と民族には責めて領土化する何の魅力もありません。タダでやると言われてもいらないと答えるでしょう(レアメタル埋蔵説はありますが海底のマンガン塊みたいに本当に使えるかどうか怪しいものではないかと思います)。現に韓国の国民の多くは現状での北との併合を「荷物が増える」からという理由で歓迎しないという話しも出ています。西ドイツが貧しい東ドイツを組み入れた時に大きな経済的負担になったのと同じ理屈です。すると結果的には「他国と戦争をしたときの最終手段」というメリットしか残らないことになります。しかも核を持たない国との戦争のみ有利になります。
北朝鮮は米韓とは現在も戦争状態が続いていることになっていますが、米国と差しで戦争しても敗けますので唯一メリットがあるとすれば核を持たない韓国と戦争することしかありません。日本とは戦争しても日本を占領し支配する国力が北にはないから無意味です。
先頃自殺したとされる韓国前大統領の「ノムヒョン」氏は北朝鮮に韓国の国防上の秘密事項を大量に流した疑いがあり、実際には収賄問題ではなくそちらが疑惑の本命であると言われています(http://yoshiko-sakurai.jp/index.php/2008/07/26/「盧前大統領の国家機密流出事件、発覚 内戦状/)。通常装備に劣る北が韓国に勝つにはそれらあらゆる情報を駆使して、しかも韓国国内に潜伏させている北同調者を利用し、最終的には核で脅して短期間で南を併合するしかないでしょう。場合によっては1-2発、日本の時のように止めのために爆発させる必要もあるかも知れません。併合したら国民は徹底した恐怖政治で収容所国家として北の政治に従うよう教育し南の富は全て収奪することになるでしょう。
実行するには、そのような状況を米中が黙殺するようにしむける必要があります。それには米中にとって韓国が「どうでも良い国」になれば暴れ者国家の北と喧嘩してまで韓国併合を邪魔しなくなるでしょう。考えて見ると、韓国の親北政権によってあおられてきた韓国国民の反米感情、最近の中国国民の嫌韓感情はどうも米中にとって韓国がどうでも良い国になりつつある状況を作り出しているようにも感じます。このようなシナリオあり得ない事ではないように思うのですが。
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長距離ミサイル発射、核実験、立て続けのミサイル発射と殆ど暴発としか思えない北朝鮮の動きですが、ここに来て将軍様の後継者が決まったという説が出てきて、一連の動きは国際的に核保有国としての地位を固めることが目的ではないかと推測されるようになりました。まあ単なる暴発でなく目的を持った行動であると考えると一応筋が通ります。
では新しい指導者に変わるとして、国家が核保有国であるとどのようなメリットがあるのでしょう。
前にも述べたように、最も下策であり大抵負の遺産が残るのですが、国際紛争を解決する最後の手段は戦争です。そして戦争の最終的な雌雄を決するのは核兵器です。但し相手も核を持っていればこちらが核を持っていても勝つことはできません。また核を持っていない相手に核を使用して勝ったのは米国だけであり、相手がお人よしな日本であったから戦後60年以上経っても報復されずに済み、しかもホロコーストを行った贖罪さえ問われずに済んでいますがこれは特別な事例と言うべきでしょう。米国は報復を恐れるあまり軍事的には日本を必要以上に保護し無力化した上、しかも倫理的には日本を悪者にしつづける努力を続けるはめになりました。
大した資源もなく、国民生活は貧しく、しかも未曾有の飢饉に見舞われ、経済も疲弊して無に近い状態の国家にとって核兵器を持つメリットは何でしょう。核を持っても豊作にはならないし、周りの国が食料をくれることもないし、経済が盛んになることもありません。メリットはその国を他国が軍隊で責めることはない、ということと他国と戦争をした時の最終手段があるという2点でしょう。
はっきり言って北朝鮮という国土と民族には責めて領土化する何の魅力もありません。タダでやると言われてもいらないと答えるでしょう(レアメタル埋蔵説はありますが海底のマンガン塊みたいに本当に使えるかどうか怪しいものではないかと思います)。現に韓国の国民の多くは現状での北との併合を「荷物が増える」からという理由で歓迎しないという話しも出ています。西ドイツが貧しい東ドイツを組み入れた時に大きな経済的負担になったのと同じ理屈です。すると結果的には「他国と戦争をしたときの最終手段」というメリットしか残らないことになります。しかも核を持たない国との戦争のみ有利になります。
北朝鮮は米韓とは現在も戦争状態が続いていることになっていますが、米国と差しで戦争しても敗けますので唯一メリットがあるとすれば核を持たない韓国と戦争することしかありません。日本とは戦争しても日本を占領し支配する国力が北にはないから無意味です。
先頃自殺したとされる韓国前大統領の「ノムヒョン」氏は北朝鮮に韓国の国防上の秘密事項を大量に流した疑いがあり、実際には収賄問題ではなくそちらが疑惑の本命であると言われています(http://yoshiko-sakurai.jp/index.php/2008/07/26/「盧前大統領の国家機密流出事件、発覚 内戦状/)。通常装備に劣る北が韓国に勝つにはそれらあらゆる情報を駆使して、しかも韓国国内に潜伏させている北同調者を利用し、最終的には核で脅して短期間で南を併合するしかないでしょう。場合によっては1-2発、日本の時のように止めのために爆発させる必要もあるかも知れません。併合したら国民は徹底した恐怖政治で収容所国家として北の政治に従うよう教育し南の富は全て収奪することになるでしょう。
実行するには、そのような状況を米中が黙殺するようにしむける必要があります。それには米中にとって韓国が「どうでも良い国」になれば暴れ者国家の北と喧嘩してまで韓国併合を邪魔しなくなるでしょう。考えて見ると、韓国の親北政権によってあおられてきた韓国国民の反米感情、最近の中国国民の嫌韓感情はどうも米中にとって韓国がどうでも良い国になりつつある状況を作り出しているようにも感じます。このようなシナリオあり得ない事ではないように思うのですが。