皆様良いお正月を迎えておられる事と思います。
昨年までは長い事年末年始もどこかで勤務や当直が入っていたのですが、今年から還暦になって当直免除になったので6日間休みが取れるようになり、20年ぶりにプラモデル作りをしてみました。学生時代までは今で言う「おたく」であり、根を詰めて地味なプラモデル作りをするのが趣味だったのですが、子供が小さいうちは家中シンナー臭くなるのも迷惑であり、水性ペイントで今ひとつの塗装でたまーに作っていました。今回時々買いだめてあったやつを久しぶりにセメダインやパテ、塗料から買い直して作ってみました。
手前がF2H Banshee 奥はF9F Panther
作ったのはプラモの老舗AirfixのF2H Bansheeで朝鮮戦争時代に米軍の主力機として活躍したジェット戦闘爆撃機で映画「トコリの橋」にも登場します。プラモとしてはマニアの中ではけっこう「レア物」と思われ、大分前に店(秋葉原のyellow submarineだったか)で見つけて購入して置いておいた物です。ロッキードF2H Bansheeは当時の主力機であったプロペラ機のグラマンF8F Bearcatの倍の上昇力があったのですが、爆撃機としてはやや非力と言われていて、後から登場したグラマンF9F Pantherに主力の座を譲ることになります。40年前に作ったF9F(タミヤ製 1/72)と並べてみると翼の付け根に2機のジェットエンジンを備えるBansheeと一回り小さく、シングルエンジンのF9Fとの違いが良く解ります。できばえとしては以前の絶頂期と比べてもまあまあだと思います。これくらいのプラモであれば数時間でできるのですが、細かい作業と組み立て、塗装の順を考えながら作ってゆくのは惚け防止にもなるのでこれからも時間を見つけて続けたいと思いました。
朝鮮戦争時の空母艦上右にF2h左にF9Fが並ぶ 映画トコリの橋