(つづき)
ベランダに戻ると 白い鳥は大きな羽を広げ、今にも飛びたとうとしていた。
飛び立つ前に振り返り
「私は“幸せの青い鳥”にはなれなかったけれど…赤子を運び届けるコウノトリになれたのです。
まさに“幸せを運ぶ白い鳥”だと思いませんか?」そういうとニコリと笑みを浮かべた。
一度軽く屈んだあと、その反動をいかして思いきり宙に飛び上がり再び大きな羽を広げた。
そして羽ばたいた瞬間、あっという間に3メートルほど上昇した。
「世の中は少子化らしいですが これでも結構忙しくしてて…このあと大塚さん家と木村さん家にも行く予定になってますので…ここらでお別れです」
そう言って、コウノトリは飛んでいった。
(つづく)
ベランダに戻ると 白い鳥は大きな羽を広げ、今にも飛びたとうとしていた。
飛び立つ前に振り返り
「私は“幸せの青い鳥”にはなれなかったけれど…赤子を運び届けるコウノトリになれたのです。
まさに“幸せを運ぶ白い鳥”だと思いませんか?」そういうとニコリと笑みを浮かべた。
一度軽く屈んだあと、その反動をいかして思いきり宙に飛び上がり再び大きな羽を広げた。
そして羽ばたいた瞬間、あっという間に3メートルほど上昇した。
「世の中は少子化らしいですが これでも結構忙しくしてて…このあと大塚さん家と木村さん家にも行く予定になってますので…ここらでお別れです」
そう言って、コウノトリは飛んでいった。
(つづく)