ふたりの天使。そんなうたがあった。
天使はおんなでもなくおとこでもなかった。
天使とは異形の者だ。
つまりあたりまえのこととして
わたくしと遥かに違い
隔たりながら溶かされる。
ひとりは涼やかに高く目指し
ひとりの瞳は澄んだ愛を湛えた
わたくしに何かが生まれたわけではない。
ふたりの天使に遭った
それだけのこと。
どうぞおだいじに。
天使はおんなでもなくおとこでもなかった。
天使とは異形の者だ。
つまりあたりまえのこととして
わたくしと遥かに違い
隔たりながら溶かされる。
ひとりは涼やかに高く目指し
ひとりの瞳は澄んだ愛を湛えた
わたくしに何かが生まれたわけではない。
ふたりの天使に遭った
それだけのこと。
どうぞおだいじに。