使徒伝。

2007-02-06 15:50:56 | ・ことばの尻尾踏み。
ふたりの天使。そんなうたがあった。

天使はおんなでもなくおとこでもなかった。

天使とは異形の者だ。
つまりあたりまえのこととして
わたくしと遥かに違い
隔たりながら溶かされる。

ひとりは涼やかに高く目指し
ひとりの瞳は澄んだ愛を湛えた

わたくしに何かが生まれたわけではない。
ふたりの天使に遭った
それだけのこと。


どうぞおだいじに。

コメント (1)
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