①
済東鉄腸氏のルーマニア語の小説家… というのを ちょびちょびと 見ているのですが、「永遠と」ってのが出てきて、そっかコトバにこだわるひとでも「永遠と」を「延々と」の意味で使うわけね ほんっとにするっと出てきてて
もちろん的に!はいはいわかったなんでもいいよいいさー、みたいなスルーはできてきてますのよわたしも最近まあね。
②
という数日後 (おなし本です遅読ですとも) なかなかおもしろいノンフィクションだなどと相変わらずちょびちょびながら進んでいく途上ですね、びっくりするじゃないか
「延々と、永遠と続けている」
だとさ文中。 嗤われてますね 確実。
と書いてはまた閉じ ちょびちょび楽しみたいと思います。
③
と、日を措いてめくっていくわけですが、
驚いたね、そのものずばりがなにげに本文 ↓ に顕れたではございませんか。
『なかでも俺が一番好きなのが「永遠と」という言葉だ。どうして「延々と」が「永遠と」になってしまったんだろうか。これについて考えると胸が高鳴る。何より響きがいい。「永遠と」なんて、これだけで詩じゃないか。おそらく俺と同じような考えをした人々が、この言葉を「延々と」の代わりに使い始め、徐々に広まりだしたんだろう。そして衆目に触れることで間違いとも言われるようになった。
俺としてはこういう言葉が間違った、もしくは奇妙な日本語として駆逐されるのは惜しい。留保とともに考察され、そして正しいとされる日本語とともに共存していってほしいと願っている。』
(どくしょはやっと半分過ぎたあたりだ。①はp.019③はp.140で②は①と③のあいだのどっか)
──── 後日。
まもなく終盤。落涙ぎみのからくる本書。