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1801 旧大阪商船ビル・大連航路上屋 見どころ学べる!目で観る刀の教科書展

福岡は門司
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大連航路上屋
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見どころ学べる!目で観る刀の教科書展
特別展示
期間:1月12日(金)~14日(日)

刀 大倶利伽羅広光
享保名物帳所載。南北朝時代、相模の刀工・広光の作とされる。
伊達政宗が元和6年(1620年)に江戸城石垣修築の功により将軍徳川秀忠に拝領した。
刀 波游ぎ兼光
享保名物帳所載。南北朝時代、備前長船の刀工・兼光の作とされる。
伝来は上杉謙信・景勝、豊臣秀次、秀吉、小早川秀秋、松平忠輝、立花宗茂、柳川藩立花家伝来。
短刀 乱藤四郎
享保名物帳所載。鎌倉時代、山城の刀工・粟田口吉光の作。
伝来は室町幕府管領・細川勝元、足利将軍家、足利義昭所持の時、三好一党が義昭の居る本圀寺を取り囲み朽木元綱が救出、恩賞としてこの短刀を与えられた。江戸時代には阿部家伝来。
太刀 鄙田青江恒次
享保名物帳所載。鎌倉時代、備中の刀工・青江恒次の作。
駿河大納言忠長の家臣・日向(鄙田)半兵衛が所持した事によりこの名で呼ばれる。その後豊前小倉藩主・小笠原忠真の娘が福岡藩主・黒田忠之の嫡子である光之に嫁いだ際に婿引出として贈られた。以降は黒田家伝来。

次は常設展示より
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旧大阪商船ビル
期間:平成29年12月9日(土)~平成30年1月14日(日)

刀 同田貫上野介(正国)
戦国時代、肥後の刀工・正国の作。正国は熊本を領した加藤清正のお抱えとなり、「正」の字は清正から授かったもの。
加藤清正所持で文禄・慶長の役で使用した錆が残っている。後に岡山藩池田家に伝来した。
刀 正宗
鎌倉時代、相模の刀工・正宗の作とされる。茎に金象嵌で「道芝乃露 於大坂城 下賜 真田幸村」とある。
真田幸村が大坂城において豊臣秀頼より賜ったとされる。
太刀 行正
平安後期、薩摩の刀工・波平行正の作。「平治元年八月二日」と年号が刻まれている。
薩摩藩主島津家伝来で、明治38年(1905)日本海海戦を前に必勝祈願を託し東郷平八郎海軍大将に授けられた。

なかなか拝見出来ない刀剣を見てきました。それにしてもよく並んだな・・・(疲労困憊)
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