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熊谷美術館
熊谷家は問屋と金融、仲買、製塩を業とし、萩藩御用達として栄えた豪商で、熊谷五右衛門が明和5年(1768)に新築したものといわれる「熊谷家住宅」は、主屋・離れ・本蔵・宝蔵の4棟が国の重要文化財に指定されています。
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昭和40(1965)年4月に、文化資料を保存及び公開することを目的として開館。萩藩の御用商人・熊谷家の蔵を改造した展示室に、熊谷家代々の当主が収集した美術品が展示されています。
美術館の目玉はシーボルトより熊谷家4代五右衛門義比に贈られたイギリス製のピアノになります。
また今回の特集展示としては熊谷家に100余も滞在した表千家11代碌々斉や樂家11代慶入の作品がありました。
個人的には武野紹鷗所持の籠花入が良かったです。
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キリシタン灯篭と六地蔵灯篭
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熊谷家住宅
写真は離れで主屋より遅く文政2年(1819)頃に建てられた。
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庭
井戸や蘇鉄などが見られます。
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主屋座敷
主屋は明和5年(1768)頃の建築。
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茶室
非公開部分もかなりあるそうで、前回の商家同様立派な造りでした。
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御茶処惺々庵
御成道に面した茶処。小間・広間・立礼で抹茶を喫することができます。
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露地庭
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広間席
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萩焼の茶碗で抹茶美味しくいただきました。
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小間
「惺々庵」の扁額があります。刀掛まであります。
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内部は三畳台目の席。
茶の湯文化の残る萩でも常から抹茶を飲める所はそう多くはないので、惺々庵は貴重。