
上杉博物館

特別展「戦国時代展 -A Century of Dreams-」
期間:4/29(土)~6/18(日)

毛利元就所用 打刀 無銘 付 黒漆塗打刀拵
備後三原派作の脇指で室町時代の作とされる。
拵は黒漆塗で柄は握りやすく中央を細くしている。附属の笄には虎の意匠が施されており質実剛健な元就の性格を窺わせる。
北野天神縁起絵巻 土佐光信画/三条西実隆詞書
京都北野天満宮の創建と繁栄を描いた縁起絵巻(全3巻)で文亀3年(1503)に完成。この年は菅原道真公薨去600年に当たる。
完成に先立つ文亀元年、土佐光信は製作の相談を三条西実隆にしている。その折に実隆は光信に自身の肖像を描かせたが気に入らなかったようで、この時の感想を「実隆公記」に「十分に似ておらず、興醒めした」と記しいている。その肖像画(下絵)は現存していて書物に挟み込まれていたのを昭和になって発見されている。
瀟湘八景図 相阿弥筆
大徳寺の塔頭大仙院の襖絵のひとつで、室町幕府同朋衆・相阿弥が牧谿の画をもとに描いている。
室町幕府に仕えた相阿弥は将軍家の所持する唐物絵画を見る機会に恵まれており、自らの絵画制作に生かしたと思われる。
また大仙院の襖絵製作には狩野元信一派も参加しており、相阿弥の製作過程から多くを学んだ事で狩野派隆盛の基礎は築かれていった。
巡回3ヶ所とも見に行きました。全国で行われた100年戦争を展示するなら3ヶ所で全く違う展示にするくらいにしないと少々無理があったかも。
次は今話題の「応仁の乱」展なんか見てみたいかもです。
大徳寺の塔頭大仙院の襖絵のひとつで、室町幕府同朋衆・相阿弥が牧谿の画をもとに描いている。
室町幕府に仕えた相阿弥は将軍家の所持する唐物絵画を見る機会に恵まれており、自らの絵画制作に生かしたと思われる。
また大仙院の襖絵製作には狩野元信一派も参加しており、相阿弥の製作過程から多くを学んだ事で狩野派隆盛の基礎は築かれていった。
巡回3ヶ所とも見に行きました。全国で行われた100年戦争を展示するなら3ヶ所で全く違う展示にするくらいにしないと少々無理があったかも。
次は今話題の「応仁の乱」展なんか見てみたいかもです。