![033](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/ae/e7e3eaf02a70540b3700a1f9f3f4d381.jpg)
本間美術館
![061](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/2c/cc8da2fbdcdde67c1c015596ad762c6a.jpg)
市中山居の茶-本間家伝来の茶道具-
期間:5月25日(木)~7月4日(火)
![honma-cya](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/5a/212930439a863f861629c5d4899603be.jpg)
三猿狂歌 沢庵宗彭筆
寛永六年(1629)紫衣事件により出羽国上山に配流となった沢庵。
この狂歌は配流3年目となった寛永九年(壬申)の歳首に配所での心境を吐露し詠んだもの。
青貝布袋香合
黒漆塗りの地に螺鈿で布袋を表す。顔は毛彫り。
伝来は利休、安楽庵策伝、堀式部、酒井忠勝より酒井家伝来の後に本間家へ。
青磁牡丹唐草文大花瓶(一対)
元時代、中国龍泉窯製。頸部には横筋、胴に牡丹唐草文を表す。
加藤清正が朝鮮より持ち帰ったとされ、清正の三男で二代熊本藩主忠広が庄内に配流となった際持参した。その後庄内藩酒井家に伝わった後に本間家へ。
その他にも、利休・遠州・石州・沢庵の茶杓、細川三斎所持の古瀬戸平茶碗、長次郎の黒樂(さび介)、ノンコウの赤樂馬盥茶碗に後陽成天皇筆「伊勢」・松花堂昭乗筆「円頓止観語」など内容豊富でした。
美術館の隣には
![058](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/34/2a9171ea155c3ced4c406efc306b6dac.jpg)
清遠閣
文化十年(1813)藩主酒井侯が領内巡視をする際の休憩所としてつくられた。
![044](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/8d/f3a143d3216716f4d851b15bb1ef3cea.jpg)
本間氏別邸庭園(鶴舞園)
清遠閣と共に築かれた池泉回遊式庭園
少し時間もありましたので酒田の街へ
![063](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/de/b70354893a752d9af4904d895d1232d2.jpg)
本間家旧本邸
幕府の巡見使一行を迎えるための宿舎として明和5年(1768)に新築し、庄内藩主酒井家に献上した、二千石格式の長屋門構えの武家屋敷。
![072](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/5d/fb9fd800332c73e30b2c527581a0b2f3.jpg)
庭
船体を安定させる綿積石(海神石)として諸国から北前船で運んできた銘石を配しているそう。
お次は
![075](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/04/5c403274a596a317f9997a0c91426d81.jpg)
相馬樓
江戸時代から酒田を代表する料亭であった「相馬屋」を改装し平成12年3月に開樓。
二階の大広間酒田舞娘による踊りや食事が楽しめるそう。残念ながら時間の関係で踊りは拝見出来ませんでしたが、舞娘さんに2階を案内してもらいました(1階は自由見学)。
撮影で吉永小百合さんや綾瀬はるかさんも訪れたそうです。
![083](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/ae/212167ebdcacfeb06d452dd024dbede4.jpg)
樓内にはには4畳半の茶室もあり、また竹久夢二美術館も併設されていました。
前回は大雨、今回は電車の遅れとなかなかゆっくり拝見できない酒田の街。三度目の正直で再訪したいと思います。