SENgoKU anD VISIon -乱世を追う-

「Brilliant Live Adventures」 David Bowie


Brilliant Live Adventures [1995-1999]
『Outside』『Earthling』『hours...』時代のツアーから計6枚(各ツアーより2枚ずつ)のライヴ・アルバム・シリーズ。
こう書くと6枚入りBOXでの発売のようだが、実際は昨年(2020)10月より順次1枚ずつが枚数限定で発売されさらにBOX(空箱)まで別売りと、なんともな発売方法で全世界のボウイファンから総スカンを食っていました。

さて、その6枚ですが
1: Ouvrez le Chien (Live Dallas 95) -14曲
2: No Trendy Réchauffé (Live Birmingham 95) -15曲
3: LiveAndWell.com -12曲
4: Look at the Moon! (Live Phoenix Festival 97) -18曲(2枚組)
5: Something in the Air (Live Paris 99) -15曲
6: At The Kit Kat Klub (Live New York 99) -12曲
となっています。

全86曲ですが、時期が被っている事もあり曲のダブりも多い。
そして過去の有名な曲が収録されていない。
80年代後半スランプに陥ったボウイは、1990年のSound + Vision Tourにあたり過去の曲を封印する宣言(過去のヒット曲は歌わない)をしている。
その為、この時期のライブでは過去曲であっても珍し処の曲を取り上げてアレンジも大幅に変更して演奏している事が多い。

しかしこの「Brilliant Live Adventures」 時期(95年~99年)に徐々に自信を取り戻し、21世紀に入ると有名曲を次々と解禁、アレンジも原曲に近い形で演奏しており、完全復活を果たしている。

「Brilliant Live Adventures」はそんなボウイの姿が刻まれた重要な時期と言えるでしょう。
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