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岐阜県博物館
マイミュージアムギャラリー展示
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増田孝コレクション 自筆書状の魅力 後期:書状の優品選
期間:10月24日(土)~11月23日(月)
千利休書状
閏三月廿三日付、千松宛。扇20本を贈られた事への礼状。
宇治より客が来て同道した事を伝えている。
古田織部書状
九月廿六日付、津田信成宛。口切の茶事に招かれた事への礼状。
桑山元晴の夜咄の茶事に参ることを知らせている。
宗祇書状
八月十七日付、牡丹花肖伯宛。肖伯の連歌に対し添削指導をしているが、かなり厳しい言葉を使っている。また京で作事が成就したので是非見に来てほしいと述べ、庭に梅の木が欲しいと知らせている。宗祇の草庵といえば種玉庵が有名ですが、この手紙の作事がそれにあたるのかは不明。
他には光悦・近衛信尹・松花堂昭乗の三筆や近衛前久・烏丸光広といった公家。遠州・金森宗和・沢庵・江月といった寛永の文化人などなど多彩な面子の書状を拝見できました。