五島美術館
開館55周年記念特別展「一休-とんち小僧の正体-」
期間:10月24日~12月6日
華叟宗曇墨蹟 道号「一休」
臨済宗の僧で近江堅田の祥瑞庵に居た華叟宗曇に師事した周建は、平家物語の祇王失寵落飾の段の語りを聞き開悟し、華叟より「一休」の道号を与えられた。この一幅はその時書かれたと伝わる。
一休和尚十三年忌出銭帳
明応二年(1493)一休の十三回忌の法要に際し金銭を寄付した人物と金額の記録。
そこに記された人物には近江守護の六角高頼を筆頭に、茶人の珠光や連歌師の宗長それに一休の晩年を共にした森侍者(慈柏)の名が見られ幅広い。
蜷川親当筆短冊
「千鳥」と題した和歌短冊。蜷川親当は通称を新右衛門。そうアニメ「一休さん」に登場する侍の基となった人物。実際に一休と交流があった。親当は晩年智蘊と号し、連歌師として連歌七賢の一人に名を列ねる。
この他では、数多くの肖像画、アニメ「一休さん」のセル画やスチールなんかが印象的でした。
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