福岡市博物館
大関ヶ原展
期間:8月7日(金)~10月4日(日)
脇坂安元所用 伊予札縹糸下散紅糸威胴丸具足
兜は唐冠形、鎧の随所に脇坂家の家紋である輪違い紋が金彩で描かれている。
脇坂安元は七本槍で有名な脇坂安治の子、伊予大洲藩次いで信濃飯田藩主を務めた。
島津義弘所用 刀 無銘 号 朝鮮兼光
刃長75.7cm身幅が広く豪壮な造り。作者は無銘ながら備前長船または美濃関の兼光とされる。
義弘が朝鮮出兵時に用いた事から朝鮮兼光と号す。その後は関ヶ原の戦いでも用いたとされる。
黒蝋色塗鞘赤銅鯱図打刀拵が附属する。
徳川家康所用 金唐革陣羽織
金泥を塗った革を用いた陣羽織で各所に南蛮様式が見られる。
東京・京都と廻ってきた大関ヶ原展。今回の福岡では九州の大名関連の展示が多かったです。
これにて大関ヶ原展も終了ですが、全体の印象としては、よくこれだけ集めたものだと関心するものの所々で惜しいと思わせる内容でした。西軍の主力であった宇喜多秀家や小西行長の展示が欲しかった所ですし、島津は義弘だけでは無く豊久の展示も是非欲しかった。東軍では浅野幸長なんかも展示があればと思いました。
最近の「探訪」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事