スペースワールド
2017年12月で閉園、残念です。
って事で本題
いのちのたび博物館
特別展「 最後の戦国武将 小倉藩主 小笠原忠真」展
期間:10月7日(土)~12月3日(日)
小笠原忠真所用 毛抜威胴丸具足
兜は頭形兜で頭立があったようだが、立物は欠失している。
忠真が大坂夏の陣で着用したと伝わり、胴の正面には血痕らしきシミがみられる。
後藤又兵衛所用 大身槍
身長49.5cm。無銘だが美濃の刀工・兼常の作とされる。
慶長11年(1606)又兵衛は黒田家を出奔後一時行橋の西福寺に滞在しており、この地を去るに際し大庄屋の守田家に娘を託し、この槍を預けていったと伝わる。
戦陣錫杖
徳島・如意輪寺蔵。「卍」紋が入った鉄製の錫杖。永禄3年(1560)に蜂須賀小六が桶狭間の合戦へ出陣する際,戦勝を祈願して蓮華寺にあった鉄地蔵を持って行こうとしたが,あまりに重いため動かせず,代わりに地蔵が持っていた鉄錫杖のみを持って出陣し勝利した。以来小六は鉄錫杖を常に戦場に持参し、子の家政もそれに倣った。後に家政によって如意輪寺に奉納された。
木刀 宮本武蔵作
樫材で作られた木刀で、柄は七面、刃部は九面に削っている。熊本藩家老・松井寄之の「巌流島においては、いかなる物で戦ったのか」という問いに対し、武蔵自ら模して削り贈ったと伝わる。
当時より武蔵と佐々木小次郎の決闘が注目されていた事を物語る逸話。
小倉藩主・小笠原忠真はと織田信長と徳川家康を曽祖父にもち、大坂夏の陣の奮戦により家康からは「鬼孫」と激賞されたそう。今年(2017年)は没後350年にあたるそうで展示自体は中々に興味深かったので、出来れば図録を出して欲しかったところです。
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