今回も大阪
大阪城天守閣
夏の展示「大坂城前史~そして秀吉(アイツ)がやってきた~」
期間:7月20日(金)~10月3日(水)
企画展示「乱世を食う~“食”からひもとく戦国史~」
期間:7月21日(土)~10月4日(木)
両展示より紹介します。
伊達政宗書状
八月廿八日付、金森重頼宛。内容は「狩りでウズラがいると聞いていたが、一切捕れず困っている。」といったもの。どうしても鶉が食べたかったのだろうか。
金森重頼は飛騨高山藩主、父は金森可重で異母兄は茶人・金森宗和。
木下家定書状
七月廿五日付、十妙院僧正宛。内容は「去る十七日より腹の病気で政所様が厠へ十七、八度も行っていたが祈祷の効果で七、八度ほどになったが、油断なくご祈念をたのむ」といったもの。
十妙院は播磨書寫山圓教寺の塔頭。木下家定は播磨に所領があった関係で十妙院に祈祷を依頼したのだろう。
また政所様は木下家定の妹で豊臣秀吉正室のおね(高台院)の事。妹を心配する家定であるが詳細を知らせすぎな気もしますが・・・
富士山紋様蒔絵鞍
富士山を蒔絵で表した鞍。居木うらに天文二年八月日の年期を表す。
本願寺に仕えていた下間仲之所用で、天正四年(1576)河内若狭にて織田軍と戦った際に流れ弾をうけ後輪の一部が破損している。
この他「島津虎狩絵巻」や顕如所用の七条袈裟などを拝見できました。
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