今回も熱田神宮
草薙館
2021年10月4日に開館した刀剣専門の展示館。初来館です。
武将ゆかりの奉納刀
期間:5月25日(水)~6月27日(月)
脇指 無銘 号 あざ丸
鎌倉時代の作とされるが作者は不明。
「あざ丸」の名は元の所持者で熱田神宮に奉納した平景清の顔にあった痣が刀身に写ったことから。
後に熱田神宮の大宮司・千秋季光が所持していたが織田方として斎藤氏と戦い(加納口の戦い)戦死。斉藤氏の家臣・陰山掃部助が所持する所となった。その掃部助も大垣での戦いで両眼を射られる。何時の頃からか織田家家臣・丹羽長秀が所持していたが、眼の病気に悩まされる事となり熱田神宮に奉納する事となった。
前田慶次奉納 太刀 銘 末□
熱田神宮蔵。銘は「末」の下が判別されない為に作者は不明だが、その姿から鎌倉時代の作だと考えられている。
天正九年(1581)6月に尾州荒子の前田慶二郎が「末□」の太刀を奉納したとの記録があり、それがこの太刀だと考えられている。
刀 無銘 切付銘 文禄三年甲午七月七日織田越中守
南北朝~室町初期頃の作と考えられている備前刀。
奉納者の織田(中根)信照は織田信長の庶弟にあたる人物で、母親は熱田の商家の娘なのだとか。
他にはもちろん目玉の太郎太刀、次郎太刀があります。
更に太郎太刀、次郎太刀の重さを実感できる 体験コーナーもあります。
以上熱田神宮でした。
最近の「探訪」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事