備前長船刀剣博物館
特別展「無骨・粋 尾張の刀剣展 ~尾張刀匠と尾張・柳生拵~」
期間:1月22日(木)~3月22日(日)
柳生連也斎厳包所用 脇指 銘 肥前国河内大掾 正広摺揚
刃長59.4cm。江戸時代、肥前の刀工・藤原正広の作。 銘には続きがあり「平厳包所持之」と刻まれている。
黒菜種塗鞘柳生脇指拵が附属する。
柳生連也斎は尾張藩の兵法指南役を務めた人物。父は柳生石舟斎の孫で尾張柳生家初代・柳生兵庫助利厳、母は島左近の娘・珠。柳生新陰流の剣術家の中でも傑出した存在で尾張の麒麟児と称された。
林弥兵衛所用 脇指 銘 伊賀守光治
刃長41.5cm。江戸時代 、加賀の刀工・光治の作。黒笛巻塗鞘尾張脇指拵が附属する。
林弥兵衛は柳生兵庫助の弟子で連也斎の母・珠ゆかりの人物。
柳生兵庫助利厳所用 脇指 銘 伯耆守信高
刃長48.5cm。江戸時代、尾張の刀工・藤原信高の作。刃紋が表裏で異なる児手柏となっている。
黒漆塗鞘尾張脇指拵が附属する。
柳生兵庫助は柳生新陰流初代・石舟斎の孫。初め熊本藩主・加藤清正に仕え、後に尾張藩主・徳川義直の兵法指南役となった。
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