SENgoKU anD VISIon -乱世を追う-

1910 下関市立歴史博物館 関ヶ原―天下分け目と毛利氏の戦い

山口県は長府
061
下関市立歴史博物館
065
長府藩初代藩主毛利秀元生誕440年記念特別展「関ヶ原―天下分け目と毛利氏の戦い」
期間:10月1日(火)~12月1日(日)
sekigahara
毛利秀元所用 萌葱絲威肩白胴丸
兜は鉄錆地五十八間筋兜で鍬形に鳥居の前立が付く。
長府毛利家に伝来し昭和26年住吉神社に奉納された。 
唐物茶壺 銘 玉蟲
東山御物であったとされる唐物茶壺。堺の商人・銭屋宗納などが所持したのち豊臣秀吉が所持。
慶長三年(1598)朝鮮から帰国した毛利秀元が、在陣の功により秀吉より拝領した。
毛利秀元起請文
慶長四年六月四日付、安国寺恵瓊宛。今井宗薫を通じて徳川家康と内談していたと疑われた秀元が、これを否定し神々に誓った内容。
当時毛利家では秀元への所領分割の問題が発生しており(国割)。徳川家康の介入を避けたい毛利輝元は秀元と家康の接触に神経を尖らせる様子が窺える。
今井宗薫は堺の商人・今井宗久の子。秀吉に仕えていたが、その死後は徳川家康に接近し伊達政宗との仲介役などを務めている。

今回は秀元所用の胴丸が注目。兜のみは何度か拝見していますが、胴丸は初見でした。

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