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愛知県陶磁美術館
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特別企画展「―日本・中国・韓国―陶磁の名品、ここに集う」
期間:6月1日(土)~7月28日(日)
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北野茄子茶入
大名物。コロリと丸い形の茄子茶入。紫と黒釉が程よく混じり合い光沢のある姿が美しい。
「天王寺屋会記」には天文十九年(1550年)に津田宗達が松本宗不所持の北野茄子を拝見した事が記されている。後に豊臣秀吉や堺の商人・油屋常言が所持した。野村美術館蔵
曜変天目
耀変とも云われる。曜変は大きな斑紋が虹の光沢を放っているが、この天目茶碗の斑紋は粒が小さく油滴天目ではないかと思われる。これには小堀遠州筆とされる箱書きに「曜変」とあるのが問題だがこれと同様に根津美術館にも遠州が「曜変」と箱書きした油滴天目と思われる茶碗があり、遠州の考えが疑問なところ。
この天目茶碗は前田利常以来、前田家に伝来したMIHO MUSEUM蔵
黒楽茶碗 銘 苔清水 長次郎作
苔志水とも。やや腰の張った筒型の茶碗で同銘の赤楽茶碗があるそうですが関係は不明。愛知県美術館蔵
黒楽茶碗 銘 時雨 本阿弥光悦作
スパっと切り取られたような口部は光悦独自の反り返りがみられ、釉はとても薄くかせた部分が多く割れも生じている。とても厳しい茶碗になる所を丸みを帯びた形が救っている。
近代中京の茶人であった森川如春が16歳!の時に入手した事で有名。現在は名古屋市博物館蔵