SENgoKU anD VISIon -乱世を追う-

「伊達政宗とみちのく文華」

2009年秋におこなわれた関東の特別展その3です。

早朝金沢文庫駅に到着。この日は強風&小雨が降る天候ですがとりあえず目的地へ向かいました。

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神奈川県立金沢文庫 特別展「伊達政宗とみちのく文華」
「仙台市博物館に遺る伊達家伝来品の中から、伊達政宗にかかわる文化財、(中略)政宗の腹心であった片倉氏の遺品、さらに中世海外交流の掉尾を飾る慶長遣欧使節関係資料(国宝)などが公開されます。」
との事で、展示室に入っていきなり出迎えてくれたのは

伊達政宗所用 黒漆五枚胴具足
紫羅背板地五色水玉模様陣羽織
具足は政宗のいや戦国時代を代表する具足、全身を漆黒で覆い弦月の前立のみ金色に輝いている。
陣羽織も政宗所用、と言いたいところだが現在では制作年代は江戸中期まで下る可能性があるとの事で。しかしながら紫地に五色の円形の布を嵌め込んだこのデザインは政宗に相応しい衣装だと思われました。

金製ブローチ
政宗の霊廟から見つかった副葬品。やはり政宗はオシャレさんです。

その他、国宝を含む慶長遣欧使節の資料や、二代忠宗や三代綱宗所用の兜。かわったところでは歴代藩主が作った茶杓が展示されていた。
政宗直筆の書状も数点展示されていた。政宗の直筆書状は現存するものだけでも千通をこえているそうで、これは同時代の武将の中でも稀な事だそうで筆まめな性格を表している。
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